ケダモノの目付き(笑)

昔、ドイツ語を習っていた時のこと。

正直、仕事仕事仕事でクソ面白くもない日本人の大人の男性を軽蔑していた。

話題と言えば良くて野球かゴルフか、
飲む打つ買うか。

エコノミックアニマルとは良く言ったものだ、と。

ドイツ語の先生は中年のドイツ人男性で、
知的で話題も有り得ないほど高度でヨーロッパの知識階級の手強さを目の当たりにした。

なんか人間の基本が違っているようにも感じていた。

そんなある日、新しい生徒が入って来た。

コーヒーブレイクの時、先生は新しい生徒に趣味は何か?と聞いた。

「サッカーです」との返答を聞いた途端、
先生の目付きが一気に変わった。

ケダモノの目付き。(笑)

今までのインテリ感を全てぶっ飛ばして、
「ポジションは?チームに入っているのか?贔屓のチームは?」
と矢継ぎ早に質問。

凄く驚いた。

ヨーロッパ生活の長かった妹に聞いたら。

「あ~ヨーロッパの男はサッカーの事になるといきなり狂うから」
と当たり前のように言った。

穏やかなインテリ男→いきなりケダモノの目付き

なかなか笑えた。(笑)

(^w^)(^w^)(^w^)(^w^)(^w^)(^w^)(^w^)