ワールドカップサッカー 韓国ドイツ戦

昨夜、私は機種変更したスマホを設定していた。

寝る前にテレビを点けたらワールドカップサッカーの韓国ドイツ戦がやっていた。

前半30分くらいのところから見たのだが、
この時点で0対0。

下馬評では当然ドイツ有利で韓国に勝ち目はないと言われていた。

だが、前半戦が終了するも0対0のまま。

ボールの支配率は圧倒的にドイツの方が強いが、
シュートがことごとく外れる。

韓国の粘り強いプレー。

この試合、ヤバいかもと思って、前半終了の時点で観戦を止めた。

だが、新しくなったスマホと共に、附属してきたタブレット端末。

これはテレビが視聴できると言うので枕元に置こうと決めていたので、
寝る前にベッドで試しに点けてみた。

するとワールドカップサッカー・・・後半戦が始まっていた。

ここから一気に釘付けになってしまった。

メキシコ・デンマーク戦の様子も随時伝えられていた。

デンマークがゴールを決めて、さらに追加点。

この時点でドイツは韓国に対して勝利しないと一次リーグ敗退が決定してしまう。

つまり引き分けでもダメ。

退路を完全に断たれたドイツ。

段々と王者ドイツに焦りが見えてきたのが素人目にも分かった。

どうしても得点できない。

韓国の戦略も見事だったように思えた。

技術的にはドイツの方が遥かに高いので、
絶対に技で勝負しようとは思わず、
一発カウンター狙いだけ。

この戦略が後半に決定的な威力を発揮した。

もう攻撃しかないドイツの隙を突いて、際どい攻撃だったが、
ビデオ判定の結果ゴールが確定。

ここからドイツの焦りはハンパなかったと思う。

技術的にも歴史的にもヨーロッパ王者、否、世界王者のドイツが勝てないどころか負ける???

それもアジアの国に???

この時のドイツのゴールキーパーの動きに大変感心した。

もう後がないとなった時、キーパーがゴールを離れて攻撃に加わった。

結果的にこれが仇となり2点目を許してしまうが、
しかしこれは正しい判断だったと思う。

後がない時には攻撃あるのみ。

最後にやるべき事は全てやるのみ。

王者ドイツ。

見事な負けっぷりを見せてもらえたと思う。

これは称賛に値する負けっぷりだったと私は思った。

そしてもちろん勝った韓国が凄かったのは言うまでもない。

大変良い試合を「魅せて」もらえた。