痴漢とパリと中村氏、そして強制わいせつと芸能人

昨日、超有名タレントの強制わいせつ事件の報道を見ていて思い出した。

元フジテレビアナウンサーの中村江里子氏はその著作の中で大変興味深いことを書いている。

「パリは日本にいる時ほど電車の痴漢の心配をしなくていいのが良い」と。

もちろんフランスにも性犯罪はある。

しかし日本のような満員電車があまりないからなのか、
日本の電車内で特に顕著に見られる痴漢は非常に少ないそうなのである。

日本だけなのかな?と思ったらアジアではあるらしい。

痴漢とは、殺人的に混雑する電車内だからこそ起こる犯罪なのかな?と改めて思った次第。

そして日本では想像以上に多いし、
非常に多くの女性が経験している犯罪だと言うところも恐い。

しかし痴漢は、被害者だけの言い分が通ってしまう傾向が非常に強いため、
痴漢冤罪も起こっている。

さらに問答無用で逮捕されてしまう実態により、
悪い女性が男と組んで、男を目撃者として、痴漢をでっち上げて金をゆする犯罪まで生み出してしまった。

この悪質な犯罪のために、逆に本当の痴漢に悩む女性を追い詰めてしまっている感がある。

満員電車と痴漢の関係は、今回の有名芸能人と強制わいせつの関係と似ている。

満員電車以外では痴漢は非常に起こり難いと考えていい。

従って女性専用車両の設置と共に、
少なくとも女性専用車両内での痴漢は発生しない理屈となる。

有名芸能人の強制わいせつは、有名芸能人以外ではほぼ不可能な事件と言ってもいい。

何故なら、女子高生達は間違いなく、
男が有名芸能人でなかったら絶対に部屋になど行っている訳はないからである。

こう考えると、今回の事件は一般人では不可能に近い特殊なものと言える。

パリの痴漢と有名芸能人の強制わいせつ。

どちらも特殊なケースが生み出しているのが盲点だと思った。

終わり