酒場に男1人で行く場合の理想形

先日、BS-TBSの「吉田類の酒場放浪記」を見ていて、
マンガ「レモン・ハート」を思い出した。

男が1人で初めての酒場に入る時、
どのように振る舞うべきなのかについて。

レモン・ハート」では、30代くらいの大人しい男が1人で入って来て、
さり気なく上手に注文して、常連に気を遣って決して出しゃばらず、
混雑して来たらスッと会計を済ませて出て行くシーンがあった。

それを見ていたレモン・ハートの常連客があまりの見事さに唸ると言うストーリーだった。

吉田類氏はほぼ理想形だと思う。

もちろんテレビ番組の取材なので、
レモン・ハートと同じようには行かないが、
それでも常連客にきちんと挨拶して、
はしゃぎ過ぎず、暗過ぎず、しかし終始楽しそうにしている。

何よりも酒と肴が大好きなのが伝わってくる。

私は酒場で定期的に飲む習慣を全く持っていないが、
それでも酒場放浪記を見るといいもんだなと思ってしまう。

ちなみに大の酒好きだった父は行きつけの店を何軒か持っていた。

全て新宿だったのがミソだが。

そして酒がそれほど好きではない息子(私)に対して、
「男なら行きつけの店の1つや2つ持たないでどうする?」と言っていたが、
私は未だに持たないで過ごしている。

酒が嫌いな訳ではない。

しかし私は、自分のプライベート時間を考えた時に、
明確に優先順位を昔から持っている。

残念ながら酒場で飲むと言う行為は未だに優先順位は低いままなのである。

それでも時折、酒場で飲むのは楽しそうだと思うし、
実際、同窓会で酒場で皆とワイワイ飲むのはとても楽しい事ではある。

頻繁だと困ってしまうが。(笑)

一年数回程度なら良いのかな、と思っている。

終わり