アメリカ軍基地及びアメリカ軍施設について

※ 大変申し訳ありませんが当記事におきましては初コメントを受け付けておりません。
  内容に関わらず削除対象となりますのをご容赦願います。

※ 当記事におきましてはアメリカ軍基地日米安全保障条約の是非を問うものではありません。
   私達はアメリカ軍基地の存在を身近に感じないように仕向けられている、
  と思う事が多々あるため、考える契機としたいと言う意図で書いております。

ブログをやり始めて日本各地にお住いの方々とやり取りをするようになりました。

しかしながらアメリカ軍基地アメリカ軍施設を身近に感じている人は、
沖縄県の方を除いたら相当の少数に思われます。

私が生まれ育った場所は東京の西麻布で、
現在は横浜市に暮らしております。

実は、案外知られていませんが、
西麻布には未だに米軍の施設があります。

星条旗新聞社と言うのがあり、そこには超都心のド真ん中にも関わらずヘリポートがあって、
結構アメリカ軍のヘリコプターが離着陸をしています。

国立新美術館(六本木)の直ぐ近くです。

そして神奈川県も沖縄県に次いで米軍の基地が多いことで知られています。

基地としては横須賀や相模原が有名ですが、
これまた実は、横浜市の、しかも横浜で最もハイソな場所である、
「横浜山手の丘の上」にもアメリカ軍の施設があるのは意外に知られていないと思うのです。

丘の上でもかなり奥まった場所にあるため、
余程近所の人でない限り、身近ではないと思いますが、
結構巨大な「米軍根岸住宅」と呼ばれる区画が存在しています。

地図で示すとこんな感じです。

イメージ 1

港の見える丘公園」「外人墓地」からはかなり離れているため、
この場所に足を踏み入れる観光客は皆無です。

それどころか、横浜市に暮らし始めて随分経っている私ですらも、
つい最近まで知らなかったのです。

ここ、初めて来た場合、かなり驚くと思います。

https://blogs.yahoo.co.jp/imasa152000/69775152.html

↑これが初めて来た時の記事ですが、特にアメリカ軍施設については深く触れてはおりません。


↑これがその時の動画でありますが、山手の丘の上の奥の奥まで自動車で入り込んで行っています。

どんな風になっているのかな?と、
(敢えて)迷ってしまったため(笑)、
途中で動画を切ってしまいます。

ところがこの後に思わぬ光景が展開して驚いたのであります。

残念ながら自動車の運転中で、しかも道が狭かったため、
停車させられず、写真は撮れませんでした。

そこでネットにあったのを拝借します。

イメージ 2

イメージ 3
↑突然、このような鉄条網に囲まれた巨大な空間が横浜山手の丘の上に出現したのであります。

私的にはかなり驚きました。

まさかこんな場所に米軍の施設があるとは夢にも思っていなかったからです。

この場所はかなり隔絶された場所にあると言ってもいいでしょう。

そして実際に、迷い込んでしまうと、ちょっとビビるくらいの迫力があります。

私が行った時には周囲には全く人影がありませんでした。

何なのここっ!?と言った感じでした。

私達日本人が普通に平和を考える時、
必ず真っ先に登場するのが日本国憲法です。

特に憲法第9条を持ち出して、
平和主義の国なんだと思い込んでいます。

しかし、このアメリカ軍基地とその施設を無視して平和や軍事を語ることほど空しいものはないと感じてしまいます。

だからと言って、米軍を直ぐに追い出せとか、
あるいは日米安保をさらに強化せよとか、
憲法改正反対とか賛成とかは当記事では主張するものではありません。

ただ、ただ、このような施設を目の当たりにした時、
日本の国防ってどうなっているのだろうか?と思ってしまうのです。

ひたすら平和念仏を唱えるだけの平和主義者にも、
仕方がないんだと、したり顔で安保を支持する者にも、
あるいは極右極左的な過激な行動にも、
空虚な感覚を抱いてしまいます。

軍事について70年以上まるで考えて来なかった日本国民。

日本国憲法よりも日米安全保障条約の方が優位なのだと言う現実を書く著作もようやく出回り始めているようです。

一体、日本国をどのようにしたいのかと言う意志と理想と現状認識が、
他ならぬ日本人自身から感じられないと言うのが私の空虚感の最大の理由でもあります。

終わり