日本人の非常に悪いクセ : 本当に都合の悪い悲惨な事実は見なかったことにする

※ 大変申し訳ありませんが当記事への「初コメント」は内容いかんに関わらず削除対象とさせて頂いております。

最近、私は私的には最も激怒している分野の本を2冊同時進行で読んでいるため、
怒りの度合いがハンパない状況になっています。

昨夜も余りの激怒のため寝不足になってます。

収まらないのでややソフトな内容の怒り記事をアップします。

読みかけの本を全て読み終わったら別途、非常に激しい怒り記事を超長文でアップする予定でいます。

その時のタイトルは「豚の国の民について(仮題)」です。

さて、私達日本人には非常に悪いクセがあります。

掲題に書いたように「本当に都合の悪い悲惨な事実は見なかったことにする」です。

これは最近になって始まったようなものではありません。

さらに保守派リベラル派を問わず持っている性質です。

顕著な例は第二次世界大戦中の大本営発表です。

メチャクチャな負け戦にも関わらず悲惨な事実を認めようとはしませんでした。

ずっと隠蔽し続けていました。

最近では原発事故です。

保守派と称する連中はこぞって原発の安全性を謳って推進して来ました。

しかし実態は嘘で嘘を塗り固めるような悲惨なものでした。

そして迎えた3.11の大事故。

すると今度は放射能は健康にいいとまで言い出す者まで出現しました。

さらに今の日本国民は原発事故の現場を忘れようとしています。

実際に報道の数は激減しています。

つまり見なかったことにしようとしています。

こういう連中を見るとリベラル派は激怒します。

おまえらは信用ならん、と。

しかしそのリベラル派と称する連中。

尖閣問題においては大戦時の軍部や原発事故の時の保守派と全く同じ様相を見せます。

中国政府は、1969年の国連が海洋調査をして尖閣諸島付近に石油があると発表した途端、
1970年から突如領有権を主張し出しました。

中国の力が近年増大してくると非常に強硬に主張して来ています。

主張するだけではありません。

盛んに船や航空機を接近させて隙があれば奪おうとしています。

彼らは尖閣は私達の領土だと口先だけで念仏を唱えているだけでなく、
具体的な「軍事」を徐々に徐々にエスカレートさせています。

さらに南沙諸島は実際に奪ってしまいました。

今になって腰抜けリベラルアメリカがイージス艦を派遣しましたがもう手遅れです。

そして日本のリベラル派(保守派の一部でも)は相手が「奪う」と主張している事に対して、
「見なかったこと」「聞かなかったこと」にしています。

そして事態を非常に甘く見ることで危機は無いと言います。

つい最近までリベラル派はこう主張していました。

「今来ているのは民間の船だから問題ない」と。

「彼らは本気で尖閣を取る気などない」と。

しかし直ぐに商船ではなく公船が来るようになりました。

そして今。

海軍の艦が来ています。

今現実に存在している目の前の非常に大きな危機。

それを平気で見なかった事に出来るこの無神経さ。

大本営発表は酷かった?

笑えないと思っています。

終わり



余談:

つい最近まで日本のマスコミはイスラム国の問題とそれに伴う難民問題について大々的に報道していました。

当初、日本のマスコミは難民の受け入れに対して好意的に扱っていました。

人道主義万歳、と。

ところが勃発するテロとイスラム国で行われている本当に酷い残虐な事件が報道され、
さらに難民の数が日本人の想定を遥かに超える100万単位になった今。

ヨーロッパ諸国は難民の受け入れ拒否を始めました。

つまり見殺しを開始したのです。

途端にほとんど報道されなくなりました。

今、日本でマスコミが一所懸命報道しているのは「都知事」が使い込んだとされる、
週末の旅館代がどうたらこうたらで「都」知事を辞めさせるとか何とかに躍起になってます。

どいつもこいつもいい加減にしろ、と怒鳴りたくなってます。

豚の国の民めっ!!と。