ラーメンに狂う人々(笑)

あれは今から30年以上昔のこと。

西麻布の友達の家で遊んでいた。

私達はオートバイに凝っていたので酒は飲んでいなかった。

真夜中。

突然ラーメンを食べに行こうと言い出したヤツがいた。

それも四谷?まで行くと言う。

コイツは狂っているのか?と最初は思ったのだが、
どうやら本気らしいことが分かった。

オートバイで行くのはかったるかったので、
ソイツの家にある自動車に全員が乗り込んで行った記憶がある。

そうしてソイツの勧めるラーメン屋に行ったのだが、
驚くべきことに真夜中だと言うのに大混雑していた。

しかも屋台っぽい所。

まあ、そういう店は嫌いではないので良いのだが、
とても感じたのは客が皆マニアっぽいところだった。

なんかこう「俺達は違う!!感」が満載だった。(笑)

どういう訳か、そのラーメン屋、辛さを番号で選べるようになっていた。

確か1~5までの5段階で。

そこで私は「3」と言ったら客全員が私を見て非常に驚いた表情をしていた。

友達が教えてくれた。

「ここのラーメンは辛いから最低の1にしておけよ」と。

もちろん1にしたのだが、それでも十分に辛かった。(笑)

美味しかったが。

あれから30年以上が経過して、
今、よくよくラーメンについて考えてみると。

何年か前に、有名なラーメン店でラーメンの悪口を言った客が常連に殺される事件が起こった。

世の中にはラーメンに狂う人がいる。

真夜中でもラーメンが食べたいとなったら、たとえ酔っていても、
わざわざタクシーに乗ってまで行く人種がいるとFBで知って驚愕してしまった。

何故???

何故そんなことをする!?
(↑このセリフを見て出典が直ぐに分かった者は超オートバイマニアである。笑)

終わり