おもしろ外国語エピソード その2 訛り(笑)

あれは今からウン10年前のこと。

ECC外語学院で英語をそれなりに勉強した私はロンドンへと旅立って行った。

実のところ、結構英語には自信を持っていた。(当時は。笑)

初日。

泊まったホテルで朝食をと思ったら愕然としてしまった。

ウェイトレスの喋る英語が全く聴き取れないのである。

その後、現地で結婚していた友達の姉妹の家に行って余計に拍車がかかった。

旦那さんとその兄弟の喋る英語が全く理解出来なかったからだ。

とうとうホームシックになってしまった私。(大苦笑)

日本の友人(英語堪能)に手紙を書いたら、
興味深い返事が来た。

「心配するな。君の英語は間違いなく通じる。

 ただ、相手が悪いだけだ。

 生粋のロンドン子を相手にしているからだ。

 彼らの喋る英語はコックニーと呼ばれる訛りだ。

 分かる訳ない。

 いずれ、君は自分の英語が通じる事に気付くはずだ。

 自信を持っていい。」と。

これには救われた。

実際、その通りになった。

ロンドン滞在が非常に楽しいものとなって行った。

これは私の妹も全く同じ事を言っていた。

「最初、非常に面喰ったよ。

 コックニーなんて全く知らなかったし。

 どうしよう?と本気で悩んだら単なる訛りだったとは。」と。

さて、現在は台湾にいる私の娘。

今日から授業が始まった。

先ほどLINEが来た。

最初の授業。

全く聴き取れなかったらしい。

ヤバイな~と思ったら。

次の授業はメチャクチャ分かり易い上に十分に聴き取れ、
さらに授業の後、先生に話し掛けたそうだ。

すると英語で話してくれ、その後、中国語での会話になったそうだ。

事前に勉強していても、挫折する事は多い。

特に大学の授業の内容クラスになるとレベルが格段に違う。

果たしてやって行けるのかどうか。

今のところ・・・・・

分かる内容と全く分からない内容が混在しているようだ。(苦笑)

当然、中国語にも訛りはある。

果たしてどうなるやら。

当人は自信満々なようだが・・・(笑)

終わり