キリン オートバイと都市と男と

オートバイ乗りのバイブルとまで言われている漫画「キリン」。

この漫画は新宿の高層ビル群から発進する1台のオートバイシーンから始まる。

ビルの間を右に左に曲がりくねる首都高速

あるいは246。そして第三京浜

ビジネスに明け暮れる日常生活の中でスピードへの狂気を秘めている男達の物語。

オートバイ乗りの感覚はかなり特殊であると思う。

キリンの中では「あっち側」「こっち側」という言い方がよくされる。

下らない、と言われればそれまでの感覚であるかと思う。

しかし、人間それほど物分かりが良くは出来ていないようにも思う。

特に男と言う種族は。