災害対策:帰宅難民や迎えのために・・・30km以上を歩く時の注意点「最終的には助け合いの精神(笑)」

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今日の総歩行距離は30.23kmだった。
 
これは当てずっぽうな数字ではなく、精密にGPSレシーバーで計測した数値だ。
 
ルートは自宅から横浜市北部の遊歩道の北ルートを通り、さらに早渕川の源流まで行ってみた。
 
ほとんど平地で同じ道の往復だった。
 
詳細は後程。
 
結構疲れたが、動けなくなるほどではない。
 
犬共々、全然大丈夫。
 
ちなみに犬は疲れたそぶりも見せない。
 
後半でもグイグイ歩いていた。
 
犬の体力はハンパない。(笑)
 
さて、今回述べたいのは、災害時に帰宅難民になったり、あるいは家族を迎えに行くために、
とりあえず30kmを歩き切るとはどんな世界なのか、である。
 
決め手となるのは6つ。
 
・基礎体力
 
・体調
 
・気候(気温及び湿度)
 
・装備(靴、飲料水、食料、地図、スマホ等)
 
・道の状況
 
・他人の助け
 
どれか1つでも欠けていたら歩き通すことは絶対に不可能となる。
 
基礎体力が無い人は基本的に無理だと思う。
 
普段、お酒ばかり飲んでいてスポーツもやらず、
鍛えていない人は間違いなく途中で動けなくなるかと。
 
もちろん、どんなに基礎体力があっても体調が悪かったら無理だ。
 
季節も非常に重要だ。
 
夏場、35度くらいの時は歩けないと考えた方が良い。
 
30度でも私には非常にキツい。
 
少なくとも私は炎天下、30kmを歩き切る体力は持ち合わせていない。
 
次に装備。
 
特に靴は決定的に重要だ。
 
以前は登山靴が良いと書いたが、災害時は非常に微妙な選択となるはずだ。
 
平地を30km、登山靴で歩くのは逆にキツいと思う。
 
スニーカーかウォーキングシューズがベストかと。
 
しかし、瓦礫が散乱する場所では登山靴に分がある。
 
とは言え、これは状況次第だと思う。
 
本番の時は情報収集をきちんとして判断すべきかと。
 
飲料水は、私の場合、今日でも1.8リットルをほぼ飲みきった。
 
途中の水飲み場でも何回か水を飲んだ。
 
かなり汗をかいてしまった。
 
お弁当は持参した。
 
そして地図とスマホとGPSレシーバーを併用していた。
 
今日、つくづく感じた事。
 
「見知らぬ場所を歩く時、最終的に頼りになるのは地元の人」だと思い知るべきかと。
 
今日の目的地は横浜市北部の早渕川の源流である「早渕台公園」だった。
 
近くまでは行けたのだが・・・途中、地図を見ていても分からなくなってしまった。
 
スマホのナビに切り換えたのだが・・・どうも上手く作動しない上に電池の消耗が激しい。
 
もちろん、充電池は持っていたが、ここは本番を想定し、電池を温存する事とした。
 
そこで登場したもの。
 
非常に原始的な方法であるが。
 
「地元の人に聞く」だった。(笑)
 
これが一番手っ取り早い。
 
たまたまご高齢のご婦人が通りかかったので聞いたら一発で分かった。
 
道そのものは間違えていなかったが、非常に分かり辛い場所にあったので聞いて大正解だった。
 
最終的には助け合いの精神が如何に大事なのか・・・・・
 
たかが道を聞くだけではあるが、人力の偉大さは最新テクノロジーを遥かに凌いでいるかと。(笑)
 
災害時には途中で水を頂く必要も出てくるはず。
 
そんな事を感じた1日だった。
 
さて、次は35km。
 
そして42.195kmに近いうちに挑戦したい。
 
ラソンランナーの偉大さも十分に思い知らされた1日でもあった。(笑)
 
(^。^;v
 
終わり