大尻、小尻:昔話シリーズ

昔々、正直者の木こりがおったのじゃ。

木こりは大尻女房が欲しくて欲しくて堪らかったのじゃ。

ある日、小尻女を見つけて追い回していたら女は湖に飛び込んで逃げてしまったのじゃ。
 
すると湖の神様が現れて、
「オマエが追っていたのは大尻女か?小尻女か?」
と、お尋ねになったのじゃ。

正直者の木こりは「小尻女です」と答えたら、
神様は小さな尻を連れて来て「娶れ」と言ったのじゃ。

家に行って一発キメたら何と男の尻だったとさ。

くわばらくわばら。

(;´Д`)