上智と下愚とは移らず

教育記事において何度か書いて来た事ではありますが、
防犯書庫として別の切り口で書きます。

上智と下愚とは移らず」

孔子の言葉です。

上智とは最も頭の良い人を指します。

下愚(かぐ。もしくは「げぐ」とも)とは最も頭の悪い人を指します。

つまり、最も頭の良い人はどうやってもバカにはならず、
逆に最も頭の悪い人はどうやっても利巧にはなれないと言う意味になります。

これは孔子が「教育の限界」を表したモノと解釈されています。

当たっていると思います。

昔、教育現場の荒廃を目の当たりにして感じていました。

実社会においても「下愚」の部類に属する人をどう扱うのか?が、
健全な社会を運営して行くためのキーとなるように思っています。

大きなトラブルとは必ず、非常に悪質な存在により一方的に巻き起こされるのです。

私達は良かれ悪しかれ戦後民主主義的な考え方によりトラブルを見てしまいます。

トラブルに巻き込まれている人を見ると、
どこかで「どっちもどっち」と。

しかし、トラブルが大きくなればなるほど、
どっちもどっちであるケースは稀です。

一方的に攻撃を仕掛けて来る存在が現実にいます。

「その種の人間」は有無も言わせず排除しなくてはならない現実を認識しなくてはいけません。

私達の社会においては国内のトラブルの元は警察により先ず排除されます。

その後、裁判を経て、刑務所に入れたり、時に死刑にします。

「犯罪」と言う現実を前にしてもまだ「どっちもどっち」と考えてしまう思考は危険だと思っております。

「その種の人間」・・・案外多いような気がしている今日この頃であります。

そう、教育には限界がある、と。

ご注意を。

終わり



余談:不特定多数の人間が選別も無しに大勢集まる場所は危険だと考えてます。

   駅、繁華街、公立の小中学校、ネット等々。

   非常に大きなトラブルはこの種の場所で起こっているかと。