ブログの基本:ブログ炎上のパターンと最悪のケース

ネットはもうバーチャルなんかではありません。

仮想の世界だからと数年前の感覚で、いい加減にやっていたら、
思わぬところで大きな事件に巻き込まれる可能性すらあるかと。



ブログの基本:ブログ炎上のパターンと最悪のケース


ちょっと前に一般人のブログは先ず炎上なんかしない、と書いた。

過激な事を仮に書いたとしても来るのは数人の荒らし程度、と。

仮に炎上するとしたら有名人絡みのトラブルとかのケースでしかない、と。

悲しいかな、一般人のブログは注目なんかされないと考えて良い。

ただし、一般女性がエロを武器にブログを書いた場合は、
炎上までは行かないが、かなりのアクセス数を稼ぐ事は簡単に出来る。

しかし、荒らしやストーカーにやられてしまい、閉鎖パターンが多いので要注意ではある。

エロ系女性ブログの場合はファン限定や友達限定記事にしておく方が無難と言える。(苦笑)

さて、今回問題にしたいのは、
一般人のブログでも大炎上する特殊なケースについてだ。

ずばり「犯罪がらみ」。

典型的なのは「イジメの加害者」パターン。

イジメと言うより未成年者による犯罪の加害者と言った方が良い。

未成年者の犯罪は少年法の存在により、加害者に非常に有利になっているため、
世間一般的には潜在的な激しい憤りがあると考えて良い。

だからこそ、相手を死に追いやりマスコミで大々的に取り上げられた場合。

この潜在的な怒りは大炎上と言う形で一気に噴出してくる。

イジメの加害者本人がブログやらツイッターをやっていたらアッと言う間に炎上する。

しかも当人だけのブログやツイッターではなく、親兄弟まで非常に危険な状況になる。

単純にネットの世界だけの問題ではこうなると済まなくなる。

住所や電話番号、顔写真、それも親兄弟まで含めたモノがネット上にばら撒かれしまうのである。

壮絶なリンチが始まる。

嫌がらせ電話が一日に数千件なんてまだ全然良い方だ。

最悪、家にまで来られ・・・放火の危険性まで出てくる。
(実際に某事件ではあった)

ある事件においては、親の会社は一気に閉鎖状態に追い込まれた。

もうこれは仮想現実なんかではない。

非常に大きなリアルな力となって関係者までをも社会的に叩き潰してしまう。

中にはまるで関係ない人の写真まで晒されてしまい、
妙な形での冤罪事件まで発生してしまう。

この流れは当面変わらないし、変えようがない。

法的な不備の問題が根底にあるため、
(あるいは法治国家の根本的問題と言っても良いのかも知れないが)
潜在的な怒り」は消し去り難い。

その怒りは「正義」の仮面をかぶって噴出して来るため、
極めて厄介であり、周囲の人もその怒りに同調してしまう。

正直なところ、未成年者の犯罪はやりたい放題であるため、
私的にも、上記のようなリンチ状況を見てもあまり同情的になれない。

この問題は想像以上に根深く、解決も困難であるかと思う。

実際のところ、現在の日本には勧善懲悪は機能していないと見ることも出来る。

だからこそ。

この種の問題が巻き起こった場合、炎上及びリンチへと一気に進んでしまうのである。

由々しき事態ではある。

終わり