人間関係の基本シリーズ 第2回:「親として絶対にやってはいけないこと」
今までの自分、そして周囲の人間を非常に長いスパンで観察した事を総合してみると。
その親の行動パターンと言うのが子供の人生に如何に大きな影響を与えるのかに気付く。
良い意味でも悪い意味でも。
親の影響力は絶大だ。
恐ろしい事に親の死後にも子供に影響を及ぼし続ける。
今回、話題にしたいのは「親として絶対にやってはいけないこと」だ。
道徳や倫理の問題を考慮すれば色々ある。
焦点を絞り、1つだけ取り上げてみたい。
私が当ブログにおいて繰り返し書いてきた事は「就職」と「結婚」の重要性だ。
就職は学業によりかなりの程度決まってしまう、と。
つまり、偏差値によって決まってしまう、と。
もちろん、この意見には異論を唱える人が多いはずだ。
平等論を持ち出して。
そして言い訳も数多くあるはずだ。
しかしながら、報酬の多い、または人から尊敬を集める花形職業のほとんどを考えてみよう、
と言いたい。
それはともかく。
今回の焦点は「結婚」。
良い結婚をして生涯幸せに暮らすには、実は運以外に「恋愛偏差値が高い事」が挙げられる。
恋愛偏差値・・・・・
学業の偏差値が、親の教育によりほとんど決まってしまうのと同じように、
恋愛偏差値は「親によりほとんど決まってしまう」と今の私は考えている。
これは非常に恐い事だ。
厄介な事に、親の学業の教育が素晴らしくても恋愛偏差値が高いとは限らない。
むしろ低いケースが多々ある。
何故なら、我が子に高度な教育を施せる親は、
親自身が高偏差値、高学歴を有している可能性が高い。
こういう親は、思春期に勉強ばかりして来たので、
恋愛偏差値が低い・・・・・
つまり。
大人になった今、良い就職口を得ているため、金があるので不倫に走ってしまう可能性が高い、と。
今回私が一番力説したい事は。
「親は子供に親自身の性を見せては絶対にいけない」と言う鉄則だ。
特に、男親は女の子に対して絶対に自分のオスの部分を見せてはならない。
特に、女親は男の子に対して絶対に自分のメスの部分を見せてはならない。
これが今、私が考える「親として絶対にやってはいけないこと」の筆頭だ。
夫婦生活はもちろんの事、不倫なんてもっての他だ。
私は幸い、自分の母親のメスの部分を見る事は無く育った。
だが、中には最悪のケース・・・・・
親の不倫を見てしまった人もいる。
そういう子供が大人になると、間違いなくまともな異性関係を保てなくなってしまう。
もちろん例外はあるだろう。
しかし、私が知る限り、かなり多くの悲惨なケースがある。
結婚は人生を非常に大きく左右し、しかも取り返しのつかない一大事である。
相手がどんな親の元で暮らして来たのか???
この事を知るのは非常に大切だ。
例えば、自分の彼氏や彼女がこう語ったとする。
「うちの母親、オレが小さい時に男を作って家出しちゃったんだよね」
「私の父親、私が小さい時に女を作って母親を泣かせてばかりいたんだよね」
惨いようだが要注意だ。
親を反面教師として真面目に生きるケースもあるにはある。
そういう人を知っている。
恐いくらいに厳格な人を。
しかし、私の狭い人生体験の中だけであるが、一例だけだ。
他のほとんどは・・・「そもそも結婚できない」か「離婚している」ケースが非常に多い。
私自身が今一番気を付けているのも、当然その一点に尽きる。
私は娘の前で絶対に自分がオスである事を見せない。
仮に恋人が出来たとしても絶対に隠す。
「もっともっと会いたいし、お付き合いをオープンにしたい」と恋人にせがまれたら・・・・・
そもそもそういう女性だったら・・・・・
残念ながら付き合えない。
それほど強烈に厳格に私はコレを押し通す。
親は子供にオスやメスである現実を見せてはならない。
見せて良いのは・・・子供が成人してからであろう。
それまでは親として絶対に封印しておくべき事かと。
終わり