音楽の限界感動について

私はバッハの音楽を最も好んでいる。

日本の音楽では能の乱拍子。

歌舞伎でも能仕立ての作品で乱拍子を使用するのがある。

バッハの音楽ではロ短調ミサ曲グローリアの最終楽章。

D管クラリーノトランペットの動き。

能あるいは歌舞伎ならば紅葉狩の乱拍子。

この横笛の動き。

これに共通点を感じている。

「音楽の限界感動」

昔、マンガ美味しんぼで全てが限界点にある一番美味い刺身、
と言うのが出てきた。

これ以上、ほんの僅かでもくどかったら下卑てしまう美味さとの限界点を突く味。

音楽にもあると思っている。

グローリアの最終楽章と乱拍子。

これこそが音楽の限界感動だと思っている。

ハーモニーの感動の限界を突いてくる作品かと。

ちなみに一番好きな演奏はブリュッヘン指揮、18世紀オーケストラ。

乱拍子は・・・市川猿之助歌舞伎座「紅葉狩」に決まっている。
(`ヘ´)ムンッ!!

終わり