「千疋屋事件(ToT)」人生の悲しい分岐点(ノ△T)

昔々、私の母は東北地方の農家で生まれ育ち、
東京で暮らすのをずっと夢見ていた。( ̄∀ ̄)

東京に行けば大好きな美術館巡りや、
バレエやクラシックやタンゴのコンサート・・・

様々な文化体験が出来て薔薇色の人生が送れる、と。
(^w^)

母は何としても都会の男と結婚したかったようだ。

超美人の母は郷里から何千件もの結婚申し込みがあったが全て断っていた、と。
(註:母の自己申告。笑)

そんな時、母が私の父になる人物に出会った。

フランス大使館の敷地内(現・南麻布)で生まれ育った男。

彼は母を日本橋千疋屋に連れて行った。

千疋屋・・・・・

古くからの東京人なら絶対に知っている超高級果物屋

運ばれて来た素晴らしいフルーツ盛り。

目を輝かせた母に(後の)父はニヤリと笑って言った。

「どうです?○×(母の郷里)にはこういうのは無いでしょう?」と。
(^w^)

その後、母は私や妹に父の極悪非道を訴えるが反応は冷ややかだ。

何故結婚した?と。人生には取り返しのつかない事がある。
(;∇;)/~~