ベラボーな・・・(◎o◎)・・・しかし粋だ・・・\(☆o☆)/

昔、京都の山科にノ貫(へちかん)と言う変わった茶人がいた。

利休と親しくしていた。

ある日、利休がノ貫の家に行くと入口に落とし穴があった。

利休は分かったが敢えて落とし穴の上に乗ったら、
やっぱり落ちて泥だらけになった。(^_^;)

するとノ貫が飛び出して来て、
「それは大変なことになりました」
と用意してあった風呂に案内し、
綺麗になった利休に新しい着物を用意し、
茶室で茶をすすめた。

利休は気持ち良くお茶を飲んだ。

後からこの話を聞いた人が、
「何故わかっていて落ちたのか?」と尋ねた。

すると、
「落ちなければ亭主(ノ貫)の心尽くしが無になります。
落ちたからこそあの日の茶は興味深く生涯の思い出となったのです。
茶の湯とは客も亭主も互いの心を汲み取り、
共鳴しあわなければいけないのです。」
(◎o◎)

う~ん、茶人って・・・

粋だね~
\(☆o☆)/