いい匂いのするオヤジ

以前、確か泉麻人氏のエッセイで、
「いい匂いのするオヤジ」
と言うのがあった。

昔はヤケにいい匂いのするオヤジがいなかったか?と言うような内容だった。

現在の日本人は無臭化を目指している。

加齢臭などと言って中年以上の人が発する臭いを毛嫌いしている。

ソレを打ち消す消臭剤が流行る流行る・・・・・(><;

しかし、私には人間の持って生まれた本能や才能を壊しているように思う。

オーデコロンの匂いと本来の加齢臭が混じった大人の男の匂い・・・

妙に人を包み込むような安心感を与える男の匂いってあるような気がしている。

若い女性がついウットリとして持たれかかってくるような匂い。

そんな匂いを発する中年男になりたいのだが・・・・・(爆)

道は険しい・・・(苦笑)

(´・ω・`)



余談:テレビである実験をやっていた。

   若い女性のグループに何人かの男の汗の臭いを嗅がせる。

   大抵は皆、顔をしかめるが、
   ほとんどの女性は、そのサンプルのうち1つは「そんなに嫌じゃない」と主張した。

   遺伝子を調べた結果、
   「嫌じゃない」と答えた女性とその男性は遺伝的に遠い事が判明した。

   つまり、女性は自分の伴侶となるべく男性を臭いによって嗅ぎ分けている、と。

   遺伝的に遠い男性に好感を持つように作られている、と。

   さらに調べて行くと、年頃の女性は皆父親を嫌うようになる。

   特に父親の臭いを嫌う。コレは遺伝的に近いからだ。

   (今、盛んに娘に言われているが(T0T)。)

   不思議な事に、女性が妊娠した後は嫌いではなくなるらしい。

   子を持った女性は、今度は遺伝的に近い者に囲まれながら、
   安心して子育てをしたいと思うらしい。

   この事は遺伝子レベルで本能的に組み込まれているそうだ。

   畏るべし、人体の神秘。

終わり