星降る夜・・・「ゴッホ」の狂気(T0T)・・・「オルセー美術館展」において・・・

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昔、バブル絶頂の頃、ある大製紙会社の社長が、
ゴッホの「ひまわり」を史上最高価格で購入した。

その後「私が死んだら一緒に焼いて欲しい」と発言し、
世界中の良識ある人々から大非難が殺到し、
氏は考えを改めた経緯がある。

その時の私は「コイツは欲だけに目が眩んだクズ野郎。世界の恥さらし」と思っていた。

しかし、今回のオルセー美術館展で初めてゴッホの大作を見て・・・・・(T0T)

正直、絵を見てココまで感動するって今までなかった・・・(T0T)

ゴッホの「ひまわり」の本物も損保ジャパン東郷青児美術館で飽きるまで観た。

けれど「ふーん、凄いね」程度だった。

しかし、今回の作品で・・・・・

朝一番なので奥の方のゴッホのコーナーは空いていた・・・・・

ふと足が止まった・・・・・

「星降る夜」・・・・・何の変哲も無い絵・・・・・

しかし、なんだか動けなくなってしまった・・・・・

写真集では見た事もある何の変哲も無い絵・・・・・

何故だか分からない・・・・・

静かだけれども強烈な感覚。

魂を揺さぶられる感覚。

絵って・・・こんなにも魂を揺さぶってくるものだったのか???

ゴッホの本物の絵・・・「星降る夜」・・・コレはヤバい・・・

完全な狂気がある。

その時初めて「ひまわり」を買って、
一緒に焼いて欲しいと言った人の気持ちが分かった。

間違いない。

彼はゴッホの狂気にとりつかれていたのだ。

ゴッホの絵はヤバい・・・・・

私の場合は何の変哲も無い「星降る夜」と言う作品で「ソレ」を感じてしまった。

この絵は・・・人を狂気に駆り立てる「何か」がある。

死んでも良いから見続けたい、と言うような・・・・・

しかし、そこには絵画史上最大級の感動もある。

ゴッホの絵はヤバい・・・・・

オルセー美術館展・・・ちょっとヤバ過ぎるかも・・・・・
(T0T)