先日、ある方々との一席があった。
そのうちのお一人は絵のプロフェッショナルの方(女性)。
日本国最高の芸術系大学を出られた後、プロとして活躍。
日本人なら絶対に知っている某最大手出版社の賞まで取られた方。
お酒も入った席で、最近娘と行なっている美術館巡りの話をした。
「娘が中学生になったので、
2年ほど前からメチャクチャな数の美術館巡りをしています。
手当たり次第と言っても良いです。
首都圏の美術館は全て制覇するつもりでおります。
けれど、私は美術のド素人です。
最近、コレで良いのか?と疑問に思っております。」と。
そのプロの方は、
「誰が好き???あるいはどういう傾向の絵が好き?」と訊いてきた。
そこで、
「西洋画も日本画も陶芸も手当たり次第に鑑賞してます。
その中で、娘も私も印象派の絵が素晴らしいと思って気に入っております。
けれど、つい最近、六本木ヒルズの森美術館で『ボストン美術館展』を観ました。
そこで初めてレンブラントの本物を目の当たりにして娘共々非常に驚いております。
なんか滅茶苦茶レンブラントって凄い、と。アレは一体なんなのか?と。」
と正直に分からないなりに答えた。
すると、
「レンブラントっ!!そう、それで良いのよっ!!
レンブラントこそが絵の基本なのよ。
写実なんだけど、写実を超えた何かがある。それがレンブラント。
それは正しい方向よ。
そして、印象派。
彼らは情念のような感覚で描いているから、意外にも分かり易いはず。
美術館巡り・・・とっても素晴らしいわよ。」
同席した方(これまた別方面の凄いプロ)も、
「う~ん・・・そういう風に沢山の絵を手当たり次第に、
型に収まらずに観て行くのは素晴らしいし、非常に楽しいと思う。
実に良い事だよ。」
と同意してくれた。
娘と私の美術館巡り・・・凄い事になっている。
この休日も・・・行きます。
日曜日は正面きっての大美術館展と超マニアックな美術館の2つ。
そして明日は・・・・・
乞うご期待!!
(^0^;v