20kmを歩くと言う事。大地震時の帰宅難民を実感せよ。(`ヘ´ v

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

本日、撮影がてら犬の超長距離散歩に出掛けた。

その距離、約20km!!

この前、行きそびれた横浜市都筑区の広大な遊歩道だ。

撮影した写真のアップは後日にするとして、
今回は防災の視点で、
20kmの歩行を通して、帰宅難民について考えてみたい。

首都圏で大地震が発生した場合、
時間によっては700万人の帰宅難民が発生すると言う試算すらある。

これは何を意味するかと言うと、
都内の幹線道路全てが満員ラッシュ時並みの大混雑になり、
「歩行者」による大渋滞が発生する事になる。

従って、途中のコンビニで何かが買えると考えるのは「大変な無謀」となる。

20km・・・コレは東京・横浜間に少し欠けるくらいの距離である。

さて、20kmを歩き通した。

全行程、6時間ちょっとかかった。

朝10時に出発し4時過ぎに帰宅出来た。

これには休憩と撮影時間が含まれている。

純粋な歩行時間は5時間ちょっとと言ったところか。

なお、この約20kmと言う数字は当てずっぽうではなく、
以前、自転車のサイクルコンピュータで測ったものだ。

若干の誤差はあると思う。

まずは今の犬の写真をご覧頂きたい。

小型犬の割には運動性能の優れたキャバリア。

現在、高い段差が越えられない。

かなり足にキテいるようだ。

まず、感想として、
コレは健康で、ある程度の基礎体力と装備が無くては「絶対に達成出来ない」と言うモノ。

装備の最大の決め手は「飲料水」と「靴」だ。

ちなみに私は、
今日はかなり過ごしやすい気温と、
日陰の多いルートにも関わらず、
飲料水を2リットル消費した。

靴は履き慣れたスニーカーだ。

もちろん、かなりヘバるだろう犬のために、
犬専用の水筒を持参。

犬の熱中症対策のために、
給水ポイント毎に全身に水をぶっかけてやったのは言うまでもない。

革靴や、ましてハイヒールだったら5kmくらいが限界ではあるまいか?

そもそも今日のルートは平常時なので瓦礫は無い。

実際の大地震時は相当の靴でないと歩けないかと。

長距離通勤者は職場にせめて最低でもスニーカーの装備が必要だと思う。

出来れば登山靴が望ましい。

飲料水は夏場は下手をすると3リットルくらい???

いずれにしても半端な距離ではない。

ちなみに私の体力について述べておく。

今から17、8年前、長距離走を学んでいた。

当時は15kmくらい「走れた」。

また数年前はビリーズブートキャンプをこなしウェストを12cm減らした。

現在は元の木阿弥だが、
歩くのは依然として苦にならない。

それでも最後の方は結構キツかった。

でも今一番痛いのは、
ずっとデジタル一眼レフカメラを持っていた右肩なのは皮肉である。
(-o-;)

私は職住隣接なのだが、
娘は都心部の学校に通学している。

迎えに行くのを想定した場合、
20km如きでヘバる訳にはいかない。

50km走破出来る体力が欲しい。

ちなみに20km歩いた後、
私が真っ先にした事は「風呂」だった。

全ての下着と服は山岳用の吸湿即乾性を使用していたが、
汗で大変不快だった。

震災時・・・
風呂の問題は大変重要だ。

私は簡易シャワーを2基用意している。

それとガスバーナーで湯沸かし。

あと、最近発見したペーパータオル。
必需品かも。

いずれにしても、長距離通勤者は、
それなりの健康・体力・装備が無い限り、
20kmを震災時、瓦礫の山を乗り越えて帰れるとは考えない方が良いと思った。

相当の体力が要求される。

終わり



余談:まだまだ行けるぜ、オレ。
鍛え直せば50km走破も夢じゃない。
ちょっと自信が付いた。
(^_^)v