スローモーション(^W^)
※ この書庫の内容はプライバシーに深く関わるため、
事実関係に操作を加えております事をご了承下さい。m(u u)m
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ストーリーの進行上、途中までは以前の記事の記述と重なっている事に失礼。
「スローモーション(^W^)」
当時から東京の中でも最もお上品度が高い場所の一つとされていた麻布地区。
その麻布地区の中の、なみいるPTAのお上品お母様軍団の中でも、
最強に畏れられていたT君の母。
最強に畏れられていたT君の母。
完璧なる「山の手言葉」を駆使し、
学歴(筋金入りの女学館)、その血筋、金持ち度、夫の職業度(T大教授)、
全てが頂点を極めていた。
学歴(筋金入りの女学館)、その血筋、金持ち度、夫の職業度(T大教授)、
全てが頂点を極めていた。
東北地方某県出身の私の母は齢70を過ぎた今でも、
超江戸っ子の父から「発音が悪い」と指摘を受け、
未だに夫婦喧嘩が絶えない・・・・・(爆)
超江戸っ子の父から「発音が悪い」と指摘を受け、
未だに夫婦喧嘩が絶えない・・・・・(爆)
そんな母は、PTAの役員を引き受け、T君の母親に大変なカルチャーショックを受けた。
「東京にはこんな人がいるんだ・・・」と。(爆)
「東京にはこんな人がいるんだ・・・」と。(爆)
T君・・・・・お父様のお仕事の関係でヨーロッパ暮らしが長かった・・・・・
余談:言い忘れていたが、コレは平成時代の話ではない。
外国旅行がまだ庶民には夢だった「昭和時代」の話である。
外国旅行がまだ庶民には夢だった「昭和時代」の話である。
なにせお父様は日本国のヨーロッパ研究の第一人者・・・(@@;
さて、そのT君は西麻布の超高級マンションから世田谷のスーパー高級住宅地へと引っ越して行った。
もちろん、一戸建てだ。
しかも、元首相の自宅が近くにある、と言えばどれほどの高級住宅地ぶりかが分かるであろう。
はっきり言って、ココに比べれば田園調布など単なる「新興住宅地」に過ぎない。
その超高級住宅地の中にあってさえ、ご立派なご自宅・・・・・
そんなある日、ご自宅に招待された。
グランドピアノがリビングに・・・さり気なくショパンの楽譜が・・・
「誰が弾くの?」「ああ、オヤジがたまに、ね」・・・う~ん、ハイソだ・・・(@@;
お姉さまは筋金入りの「KO」だし・・・
2階の彼の部屋で遊んでいると、トントンと部屋をノックする音が・・・
「オヤツを持って来ましたよ。」と超お上品が服を着て歩いているようなT君のお母様と、
「お手伝いさん!!(@@;」が一緒に入って来た。
「お手伝いさん!!(@@;」が一緒に入って来た。
物凄く超々高級そうな紅茶カップと紅茶用具一式、「外国のお菓子」が運ばれてきた・・・(@0@;
それまで紅茶とはTバッグで飲む物と思っていた私には軽いカルチャーショックだった・・・
軽くお上品な会話がなされた後、お母様はキッチンへと戻られて行った。
さて、お茶を飲み終わった私達・・・そろそろ帰る時間が来た。
私「あ、お盆が2つあるから、一つ持ってやるよ。」
T君「いや、大丈夫。」と言ってお盆を2つ抱えて階段を降りて行った。
すると・・・・・
あと2~3段で1階の床に、と言う階段の場所で、
前を歩くT君の右足が何故か妙に曲がり、空中へ浮かんだ。
前を歩くT君の右足が何故か妙に曲がり、空中へ浮かんだ。
と、同時にT君の身体全体が床と水平になった。
一瞬、私には訳が分からなかった。
図にしてみよう。
図にしてみよう。
↑こんな感じだ。(爆)
ちなみに図には描ききれなかったが、お盆は2つ持っている。
続いて「ドーーーーーーーーーーンッ!!!!!ガシャーーーーーーーーーーンッ!!」
と言う、けたたましい音が高級住宅の中に響き渡った。
と言う、けたたましい音が高級住宅の中に響き渡った。
不思議なものだ。
時間にするとコンマ何秒だったに違いない。
時間にするとコンマ何秒だったに違いない。
しかし、私にはまるで「スローモーション」に見えた。(爆)
床に横たわったまま動かない友。(なぜか無表情、爆)
出てきて呆然と佇むお上品お母様とお手伝いさん・・・
図にしてみよう。(爆)
↑無残にも木っ端微塵に粉砕された「超高級舶来紅茶用具一式」・・・(@@;
う、う、う・・・・・
ダメダ~~~・・・・このシーンを思い出すと・・・・・
多分30年くらい前の話なんだけど・・・・・
多分30年くらい前の話なんだけど・・・・・
ギャーーーーーッ、ハッ、ハッ、ハ~~~~~ッ!!!!!
思い出し笑いが止まらなくなるぅ~~~~~っ!!
(^0^;
思い出し笑いが止まらなくなるぅ~~~~~っ!!
(^0^;
教訓:高級カップも割れる時は割れる。
完