「親の経済力」と「中学受験」

もし、地元の公立小学校が学級崩壊しなければ・・・

もし、地元の公立小学校にイジメがなかったら・・・

中学受験なんてしなかっただろう。

普通に地元の公立中学に娘を通わせ、
高校受験でどこか良い公立高校へ・・・
と言うパターンだったと思う。

「220~300万円」
普通の私立中学の3年間の学費である。

ちなみに上記以外に、
通学定期代、制服代、部活の合宿代、その他もろもろがかかってくるのである。
おそらく3年間では300万円を軽く超えるはずだ。

参考までに、全国の女子の中学受験において最高の偏差値をマークする「慶應義塾中等部」。
偏差値72。(四谷大塚の80%偏差値)
偏差値も最高だが「学費も最高」である。
「450万円」・・・

まあ、いずれにせよ、私立校に通わせると言う事は、
小さなマンションを一つ借りるくらいの費用がかかる。

友人の勤務先の中学受験塾に入るかどうか考えていた時の殺し文句。
「オマエ、一人娘だろ?ウチもそうだ。
 姉妹がいるならともかく、金かけてやろうぜ」だった。

ホントにお金がかかった。(TT)

そして今でもお金がかかっている。(T0T)

中学受験をして我が子を私立中学に通わせる事・・・

一人でも相当大変であるが、ギリギリなんとかなるかならないかの瀬戸際である。

二人以上通わせる事は、実際問題として、相当の経済力が親にないと不可能だ。

正直、私の場合、一人娘なのにもかかわらず、非常に非常に大変である。

二人だったら完全に無理。

公立全盛時代が非常に懐かしい・・・

ゆとり教育の罪は非常に根深いと思っている。
(--)

それでも、現在の娘の中学には(金銭問題を除いては)非常に非常に満足はしている。
それがせめてもの救いではある。