回虫について

なるほど、重大な事実に気付いてしまった・・・

今の30代以下の日本人は、
「回虫」「条虫」を知らない事に・・・(@0@)

私のような今の40代は寄生虫の実物は知らなくても、
親から(つまり70代から)嫌になるほど聞かされてきた。

今の30代の人達は、その親世代も寄生虫を知らないので、
生まれた時から全く寄生虫を知らなかったのであるっ!!
(@0@)

回虫(カイチュウ)やサナダ虫(条虫)などの寄生虫は、
かつて日本国において、
今の70代以上の年代の人達には、
驚くべき事にほぼ100%が寄生されていた。

つまり、今、70代くらい以上の老人は、
何らかの寄生虫をほぼ全員が持っていたのである。

戦後、アメリカ軍が日本占領のためにやってきた。
彼ら欧米人は「サラダ」と言う名の生野菜を食べる。

日本人は畑に人糞を撒く。
その中には寄生虫卵がウヨウヨいる。
そうして日本人の間には、
典型的なものとしては「回虫」が立派な感染サイクルを構築していた。

そして、占領軍のヤツらは、何も知らずにサラダを食べ、
ケツやゲロから回虫が出て仰け反ったっ!!

かくして、GHQの強烈な指導の下、
寄生虫撲滅作戦が展開され、
現在の「衛生大国日本」があるのである。

さて「回虫」である。
何故「回」虫と呼ばれているのか?
なかなか不気味な虫である。

回虫が人体内に摂取されると、
成虫は主に消化管(胃、腸)に寄生している。
しかし、卵や幼虫は血流に乗って、
その時々の形態により、人体内を回り回るから「まわる虫」即ち「回虫」と呼ばれる。

「人回虫」は元々人間を「宿り主」とするので、
人間にはそんなに悪さはしないが、
たまに「脳」に紛れ込んで、脳障害を起こす事があるので要注意だ。

寄生虫は、本来の宿り主(宿主(シュクシュ)と言う)に寄生する分には、
その進化の過程において大きな悪さをしない。

しかし、例えば、本来は鯨やイルカに寄生するアニサキスが、
人間に入ると、滅茶苦茶な暴れ方をする。

稀に鯖やイカの刺身を食べた後に猛烈な胃腸の痛みを訴え、
救急車で運ばれる事で有名なあのアニサキス症である。

他にも色々なもっともっと怖い怖い寄生虫症が沢山ある。
追々ご紹介して行きたいと思っている。

ちなみに寄生虫症には現代医学を持ってしても、
「効く薬が無い」ものが多い。
「体中虫だらけ」になって、最後は脳を犯され、「苦しんで死ぬ」ような・・・
嗚呼、そんな恐怖の症例を記事にしたい・・・
(^^;v