中学弁論大会の悲惨・・・

中学生の時、タイトルは「弁論大会」、
実状は「思い出話し大会」が全校で開催された。

全学年からクラス代表を決め、
全校生徒の前で「作文」を発表し、
1位~3位までを決める、結構気合の入った大会だった。

しかし、各クラス代表を見て、
当時の厳しかった先生方はブッ飛んだ。

大きく分けて2派に分かれた。

「リーゼントツッパリ系」

「真面目一筋お涙頂戴系」

そして、大爆笑の弁論大会が幕を開けた。

先生方は必死になって誘導尋問を行い、
何とか「真面目一筋系」に投票させようとしていた。

しかし、

第1位 身長180cm近く、リーゼントバリバリのツッパリが、
    最後に一言言った、
    「この事は、ボクの心の中の秘密のオルゴール箱にそっとしまっておきたい」
    と言うおよそ容貌に似合わない事が大受けし、決定した。

第2位 同じくリーゼントバリバリのツッパリが、
    原稿文を読み上げる度に破り捨てるパフォーマンスが大受けし、決定した。

第3位 私の尊敬する先輩。ツッパリではないが、一見優等生、実は反逆児。
    「ボクの中学での一番の思い出は、廊下の天井に穴が開いていて、
    ある日、その穴に花が咲いていた事です」
    と言う、突拍子もない無い発言。

上記の悲惨な結果になり、
先生方の鬼のような目をして賞状をツッパリ共に渡していた様子が、
今になっても思い出し笑いしてしまう・・・
(^^;