犬の防犯効果

昨夜12:00頃、玄関内で寝ていた犬が突然吠え出した。

この何ヶ月か全く無かった事だ。
しかもかなり激しい唸り声まであげている。

こういう時は防犯上即応しなくてはいけないので、
すぐに飛び起き玄関へ向かった。

即座に門灯を点け、外の様子を伺った。
念のため防災用に玄関に置いてあるL字型バールも確認。

すると明らかに気配がある。
猫などの小型のものではない。
と言うよりも、微妙に話し声?すら聞こえる。

相変わらず犬は唸り声をあげ続けている。

赤外線反応の防犯灯は点いていない。
覗き窓の狭い視界内には何も見えない。

緊張が走った。

今、出て行くのは危ないと判断し、
気配の去るのを待った。

しばらくすると、気配が消えた。

ドアを開けると犬が猛スピードでダッシュ
戸のところまで走り、猛然と吠え出す。

犬を制止させ、辺りの様子を伺ったが、もう何も無い。

ホッと一息ついて部屋に戻り、再び寝た。

考えると以前にもあった。
夜中にピンポンとベルが鳴り、出て行ったら誰もいない、と言う事が。

防犯誌を読むと、泥棒が在宅の有無の確認や防犯体制の確認のためにやるそうだ。

以前にも書いたが、
各国の諜報機関が長年にわたり研究しても決して打ち破れない防犯システムがある。

「Dogs and neighbors」

つまり、犬と隣人。
飼い犬になつかれ、近所づきあいの上手な人が最強の防犯システムを手にしている事になる。

それにしても、今回も犬の能力にはびっくりさせられた。