花粉症の不思議体験

毎年このくらいの時季になると飛んでくる恐怖の杉花粉・・・だった。

私は強度の花粉症・・・だった?

もう20年以上昔に罹って以来、
2~4月は悲惨な思いをしていた。

医者の薬は全然効かなかった。

そこで最終的に市販薬の「ストナリニ」と言うヤツが、
個人的には強烈に効いたので愛用していたが、
何しろ副作用が凄い。
眠くなり、喉が酷く渇き、体中の毛細血管が閉じてしまう感覚があった。

5年ほど前、たまりかね、一縷の望みを託して、
駅の側の中国医学と西洋医学の両方をやっている耳鼻咽喉科を訪れた。
子供も小さい頃から通っている小さな医院だ。

すると血圧やら舌の色やら触診やら尿検査をされた挙句、
変な漢方薬を処方された。
「越卑加述湯」?とか言う薬だった。

飲んでみて驚いた。
あれだけ酷かった花粉症の症状が完全に止まった。
しかも副作用が全く無い。
その後5年くらい経過したが、
薬すら飲まなくてもOKになってしまった。

昨年、少し症状がでかかったが、
再び漢方を少し飲んだだけで見事に治まった。

偶然、アレルギーの血液検査を別の病院で昨年受けたのだが、
未だに見事なまでの強度のアレルギー反応が杉花粉に対してあるのが判明した。
医者は完璧に首を傾げていた。
「本当に症状が出ていないんですか!?信じられないっ!!」と。

まあ、漢方はその人の体にマッチした時、凄い威力を発揮するらしいが、
たまたま私はマッチしたと言う事か・・・

不思議な事もあるものです。
(^^v