「事故現場」

今から二十年くらい前の話し。

家の比較的近所で死亡交通事故があった。
その情報はすぐには私の元に届かなかった。

そんな事も知らずに夜遊びした帰り、
自動車で家の側にかなり近づいた時だった。

時間は3:30くらいだったろうか?
夏なのでもう薄っすらと明るくなってきた頃だった。

バス停に一人の少女がいるのをかなり遠くから気がついた。(^^;
「お、女の子だっ!!どんな子かな~♪」と若かった私は期待しつつ、
凝視し続けた。

しかし、なぜか顔がはっきりしない。
と言うより全体的にボヤけている。
「???」

かなりしつこく凝視していたが(^^;、
結局すれ違ってからも、
どんな顔の女性かすら判別できなかった。

家に帰ってから、ある事に気がついた。
そう、始発のバスは6:00。
なぜあんなところで少女がバスを待っていたのか?

それから何日かした後、
その場所で高校生の女の子が酔っ払い運転の車にはねられて死亡していた事を知った。

その約1年後、同じ場所で中年の男が自動車にひかれて死亡した。

何かあるのかな?