災害におけるトイレ問題対策本のご紹介

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震災後において最も重要な問題はトイレだと、
最近言われるようになっている。

阪神淡路、新潟中越能登半島沖、新潟中越沖でも、
餓死者は一人も出ていない。
(もちろん相当辛い思いをされた方は多数いた)

しかし震災直後の圧死者を除くと、
多いのはエコノミークラス症候群で亡くなられた方々だ。

トイレの圧倒的不足(この状況は非都市部の新潟でも見られた)により、
トイレを我慢し結果的に体調を崩し、
最悪エコノミークラス症候群で死亡。

ちなみに新潟中越では地震で亡くなられた方より、
エコノミークラス症候群で亡くなられた方の方が多い。

実際に自分がどういうトイレ生活を送る事になるのか?
と言う事は本当のところ経験者でない限り分からない。

でも、以下にあげる本は(写真参照)、
特に3冊のうち2冊はマンガ及びマンガ付きの本なので、
視覚的にまたシミュレーション的にもかなり良く理解できると思う。

「ぼくの街に地震がきた」国崎信江原案、ポプラ社
マンガ本である。小学校の高学年以上向け。
大人が読んでも大変タメになると思う。
トイレパニックについても言及してある。

地震からわが子を守る防災の本」国崎信江著、リベルタ出版、。
マンガ付きの本。
非常に分かり易く、震災時の状況・対策が書かれている。

「トイレが大変」山下亨編著、近代消防社。
震災時のトイレパニックの本。
一体被災者はどういうトイレ問題に直面するのか?が、
分かり易くまとめられている。

ともかく被災後の「最大の問題はトイレ」にあると思って間違いない。
少なくとも都市部に住む女性には最強最悪の問題になるハズだ。