中学受験の嫌な話し 2

先日の続きです。

某塾組の暴挙はどの学校でも起こる訳ではないと思う。
その塾に在籍しているとても良く出来た子もいる。

しかし、不幸にも何人かが一クラスに在籍した場合、
潜在的に暴走する危険を孕んだ塾と言える。

実際に問題が発生した場合の決め手は小学校の担任にかかってくる。
担任がダメだとそのクラスは崩壊して行くと思う。

昨年の6年生でも1クラス崩壊していたそうだ。
先生が気の弱い女性で、問題児に振り回されていたと言う。

ちなみに先生が注意しても「うるせーんだよっ!!」と怒鳴り返されていたそうだ。
(娘の目撃談)

こんなのが中学生になったらと思うと怖ろしい。
何とか私立中学に受かってもらいたいと切望している。

幸い、今年の娘のクラスの担任は学校でも1、2を争う厳しい男の先生。

4月の家庭訪問の際も、
「塾組の、あ~これは習ってる、と言うような発言は許さない」と明言して、
実際に断固とした指導をされているようなので、
この件に関しては安心している。

5年生の時点で起こった問題は、
もし潜行して、一気に爆発した場合、
某塾組、他塾組、公立組を交えた取り返しのつかない争いになったと思う。

今現在、受験組と非受験組は明確に区別されている。
特に子供同士と言うより、親の間での区別が大きいと思う。
差別には発展していないのが幸いだ。

授業参観の時、
スポーツクラブをやっていて今は受験組と、
元からスポーツクラブ組で非受験組の、
親同士の会話をつい聞いてしまった。

受験組「すいません、試合になかなか参加できなくて。
    今はね~、週例テストと模試で凄く忙しく、とても参加できないんですよ~」

非受験組「はぁ~」

受験組「先日の模試もね~、点数が取れなくて大変なんです~それに○×△・・・・・」

非受験組「はぁ~」

決して対立している訳ではないのだが、
双方とも完全に元を別れた感じが見て取れた。

6年生になってからの某塾組のような問題発生は、
一触即発の事態になると思う。

もし、クラス替えが6年の時点であるのなら、
5年生の段階で問題をよくチェックし、
学校側に生徒の割り振りを吟味していただく必要があるし、
また、親の方からも要望を遠慮なく出すべきだと思う。

取り返しのつかない事態だけは避けたい。

学級崩壊は、経験してみると分かるが、
本当に気が滅入ります。

経験しても何の得にもならないどころか、
暴力、不信、怒りが渦巻き、気持ちが荒んでしまいます。
今思い起こしてもウンザリします・・・

怪我人の続出、緊急保護者会、怒鳴り込み、号泣、陳謝等々・・・

やはり常日頃から子供とコミュニケーションを取り、
何でも相談出来易い環境を作っておき、
問題発生防止+素早い対処を心がけたいものです。
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