丸山議員の問題について

現在、マスコミでは丸山衆議院議員の発言が大問題になっていて、
とうとう糾弾決議案が提出されるようだ。

大きな問題発言は2つ。

・領土は戦争で云々発言

・〇△×◇触りたい発言

これは訪問先の北方領土での発言だったと言う。

私は今の日本の与党・野党のこの問題への対処法に嫌悪感をおぼえる。

当人は病気を理由に欠席しているから、ある意味仕方ない面もあるが、
どうして論戦をしない?と思っている。

丸山議員の言動は明らかに確信的であると言える。

ならば書面だけではなく回復を待ち、
正面から論戦をすべき問題であると私は思っている。

この発言がダメだと言うのなら、
何故ダメなのかを明確にし、
当人と徹底的にやり合う必要がある。

現時点では非難している連中は憲法第9条と第99条に違反しているから、と主張している。

だが憲法には第21条があるのをどういう訳か誰も何も言わない。

ほぼ全ての日本人は問題がこと戦争になると、
冷静さを失い、逃げ出してしまう。

そうして空気感とやらを大切にして議論もしないまま排除してしまう。

だが領土問題と戦争は切っても切れない関係にあるのは明白な事実なのである。

現在、中国は武力を背景にして尖閣諸島を占領したいと虎視眈々と狙っている。

これは秘密でも何でもなく、中国は明確に主張しているし、
なおかつ「公船」までやって来ている状況になっている。

その前には南沙諸島をしっかりと武力を背景に手中に収めている。

韓国も武力を背景にして竹島の占領を続けている。

ロシアとの北方領土問題ももちろんそうなっている。

領土問題を議論する時の前提として武力衝突は当然「考慮・憂慮」しなくてはならない肝心要な事となる。

だが、この発想が戦後民主主義に生きる私達日本人には無い。

丸山議員のような「やんちゃ坊主」が出て来て発言すると、
途端に周囲は与野党含めてパニック状態になってしまう。

こういう時だけは与野党が見事に一致する。

ぶざまな逃避行動を冷静な大人な対応だと勘違いしている与野党

いや、私達日本人というべきだろう。

この種の議員が出て来た時は、
願ってもない論戦の場が出来たと思うべきである。

数の力で陰険に叩き潰すのではなく。

オレがヤる、と論戦を挑む議員の1人でも出て来ないのか???

しかしながら。

もう1つの問題の方が致命的なので、
やっぱりしょうがないのかも知れない。

酔っていたから、では済まされない。

むしろ酔ってそんな状態になったのなら、
国会議員として問題があり過ぎる。

終わり