日本人は自分をネコだと思い込んでいるトラなのです

昔、何かで読んで書いた事もありますが、
YouTubeで何故かお薦め動画として表示されて思い出したので改めて記事にしたいと思います。

私達日本人は戦後民主主義教育を受けているため、
日本を平和を愛しているけれど力の無い弱い国だと思い込んでいます。

経済的には一時的には豊かになったけれど、
もうバブルも終わり、日本とは極東の小さな島国なのだ、と。

さて、昔、国際的な会議があり、
その時に日本とイギリスの間で懸案事項があり、
それを双方の事務方で話し合う場面がありました。

日本とイギリスの外務省の役人がそれぞれ先ずは話し合ったそうなのですが、
イギリス側の役人が人種差別主義者で、
独特の「クィーンズイングリッシュ」を使用し、
全く意味が分からない事をまくしたてていたそうです。

これ、イギリス人の上流の嫌なヤツがやる常套手段だそうです。

この時、日本人の担当者が取った対応はこのようなものでした。

「私は貴方が何を話しているのかさっぱり理解出来ません。

 しかしイギリスがこの問題を解決する意志が全く無いのだけは良く理解できました。

 従って私は本国に帰り日本政府にこの事実を伝えます。」

とだけ言って席を蹴って帰って行ったそうなのです。

慌てたのはイギリス政府でした。

しかしさすがに外交大国イギリスです。

日本人担当者は「これは有利に交渉を進められるな」と思っていたくらいだったのですが、
老練な手法を使ってきました。

直ぐに事務方トップの次官級の役人が飛んで来たそうです。

そして再度テーブルについてくれるように頼んだそうなのですが。

日本の担当者があのイギリス側の人はどうなったのか?と聞いたら。

その次官級の人はこう言ったそうなのです。

「貴方方日本人は自分をネコだと思い込んでいるようですが、
 実はトラなのですよ。

 トラの一撃を食らった者がどうなったのか?ですって?」と。

今の日本経済は確かに落ち目なので、
自信を失っている日本人は非常に多いとは思います。

それでもイギリスから日本の自動車工場が撤退すると決めると、
アチラではトップニュースで報じられるくらいの力はまだまだあるのだ、と認識しておくべきでありましょう。

終わり