世界の幸福度ランキングで日本は58位

国連が実施している調査結果が出た。

この調査は単純に「自分を幸せと思うか?」と言う主観的なもの以外に、
GDP、平均余命、寛大さ、社会的支援、自由度、腐敗度といった要素を客観的なデータも考慮して算出しているものらしい。

今年で7回目。

全156ヵ国中・・・日本は58位だった。

ちなみに昨年は54位。

今回は54位の韓国よりもさらに4位低い58位となり、

この順位を年々日本はほぼ下げ続けている事実がある。

もちろんこの数字は先進国の中ではずっと最下位をキープしているのは言うまでもない。

しかし何故、日本はこうまで低いのだろうか???

実はGDP、平均余命、社会的支援、腐敗度はそれほど悪い訳ではないのだ。

異常に低いのが寛大さと自由度だったのである。

つまり日本社会とは他人に寛容ではなく、
自分の人生の自由度が著しく低いことを意味している。

自分は誰からの圧力を受けることなく、
自分の人生において、好きな職業に就いて、

好きな趣味を満喫して楽しんでいるのかどうか???

ここが決定的に悪いのが日本社会の特徴だったのである。

以下に発表されていた結果を示す。

「幸福度ランキング」過去5年の日本の順位

2015年46位

2016年53位

2017年51位

2018年54位

2019年58位


「トップ10」

1位は2年連続でフィンランドだった。トップ10のうち半数を北欧諸国が占めている。

フィンランド
デンマーク
ノルウェー
アイスランド
オランダ
スイス
スウェーデン
ニュージーランド
カナダ
オーストリア


「ワースト10」

戦争や内戦が続いている国なのは仕方ないところかと。

南スーダン
中央アフリカ共和国
アフガニスタン
タンザニア
ルワンダ
イエメン
マラウィ
シリア
ボツワナ
ハイチ


街を歩いている人達にインタビューしていたが、
驚くべき事にほとんどの人が頷いていた。

日本は平和で良い国なんだ、と多くの日本人が言ってはいる。

だが、想像以上に私達は生き難い社会にいると思っていた方がいい。

終わり