レーダー照射事件について
※ 大変申し訳ございませんが、当記事では初コメントを受け付けておりません。
内容に関わらず削除対象とさせて頂くのをご容赦下さい。
韓国の駆逐艦が海上自衛隊のP1哨戒機に対して「レーダー照射」をした事が大変な問題になっていて、
日本と韓国の間で激しいやり取りが続いている。
当記事の目的を明確にしておきたい。
再び日本人側が「言葉遊びをしている」と思われるからだ。
日本のほぼ全てのマスコミ報道を見ると一斉に「レーダー照射」としか書いていない。
いいとこ一部で「火器管制用レーダー照射(ロックオン)」と言う記述が見られるだけ。
実のところ戦後73年以上、99%の日本人は軍事について考えるのを止めているため、
軍事についての知識は73年前とそう大差ない悲惨な状況になっているが、
考えない事を良い事と思い込んでいるため、
余計に始末が悪い事態になっているのに全く気付けない。
戦中は大本営発表として、
国が「言葉遊び」を多用していたが、
戦後は逆に反体制側がそっくりそのまま「言葉遊び」を受け継いでいる実態がある。
現在の日本人の多くはトラブルをトラブルと思いたくない。
そのため重大な事案についても妙な言葉を探し出して来て、
事態は大したことないのだ、と思い込みたい強い衝動がある。
レーダー照射・・・これ、実に上手い言葉を選んできたと思う。
決して間違いではない。
ちなみに私自身はそれほど軍事に詳しい訳ではないが、
それでも「レーダー照射」と言う言葉が戦争映画でも使用されているのを聞いた事がない。
普通、映画などでは「ロックオン」と言う。
従って「レーダー照射」と言う単語は、
国民の目を欺こうとするには実に素晴らしい言葉だ。
この単語の響きは、
普通の日本人の感覚だと大して悪い事とは思えないはずだ。
場合によると日本人の中にも、
「日本側は何を大騒ぎしているんだ?レーダー当てられただけなのに。軍国主義者か?」
くらいに思っている人も大勢いるかも知れない。
現代戦の常識を知らないから実に無邪気でいられる。
現代戦は昔のような近接戦闘(いわゆるドッグファイト)はほぼ想定していない。
以前にも書いたがイージス艦の装甲はとても弱いのである。
そもそもが攻撃を受けることを想定していないからなのである。
つまり、現代戦とはレーダーに捉えた瞬間に「ロックオン」し、
遥かに離れた位置からミサイルを撃って撃墜もしくは撃沈してしまうのが常道中の常道なのである。
昔のように外れる方が多い機銃掃射などは余程の事態でもない限り有り得ない。
(もちろん無い訳ではないが、それより遥か手前で勝敗は決してしまっている)
補足:機銃掃射は自衛隊でも国籍不明機のためにスクランブル発進した際に、
警告射撃としては行われているが、それも非常に珍しい事態と言える。
要するに、レーダー照射とは「ロックオン」の事であり、
この後に続く事態と言うのはミサイル発射しか有り得ないのである。
現代戦とはミサイル戦とも言えるし、
そのミサイル戦の前提となっているのがレーダー照射=ロックオンだ。
そして発射されたら最後、逃れる術は・・・無い訳ではないが非常に難しい。
戦闘機の場合は追って来るミサイルを振り切るために、
チャフを撒いてミサイルの自動追尾装置を混乱させたり、
あるいは急激な動作でかわそうと色々試みるのは映画でもお馴染みである。
艦船の場合は迎撃ミサイルの発射、それがダメなら機銃掃射などで迎撃してかわす。
もっと分かり易く言えば、今マスコミで使用している「レーダー照射」と言う行為は、
即座に戦闘の始まりを意味しているのである。
ロックオンされた時点で即座に反撃や迎撃を開始するのが普通なのだが、
された航空機が哨戒機だったので出来なかっただけだ。
もっと言うと「宣戦布告」もしくは「事実上の開戦」、
最低でも「明白な殺意」と言い換えてもいい。
「間違いでした」と言う言い訳は通用しない。
何故なら韓国側の艦船は「駆逐艦」と言う立派な軍艦だったからだ。
この行為の重大さを認識する必要がある。
ロックオンをロックオンでないと言い張ったり、
自衛隊機側に問題があったとする見解はかなり無理がある。
つまり「ロックオン」は警告などではなく、
攻撃の始まりを意味していると言う事実。
そもそも間違えようがないし、
ロックオンをキャッチできないような軍用機や艦船こそが酷いと思っておいた方がいい。
P1哨戒機は「対潜哨戒機」であり、
潜水艦を探すのが主任務のため、
武器は戦闘機と比較すれば貧弱だ。
韓国側の行為は酷いと言うよりも、
明かな「殺意」を向けて来たと言う方が正しい。
これを大した事ないと言うヤツはどうかしている。
終わり
余談:
現代日本人の多くは平和主義者を気取っているし、
また日本は平和であると主張している。
なるほど、確かに戦闘が無いのは事実である。
だが本当に平和なのだろうか???
これは明らかに間違っている。
ほぼ毎日。
国籍不明の戦闘機が日本の領土内に接近して来る緊急事態が頻発している現実がある。
日本側はそれに対抗してスクランブルと言われる緊急発進をして国籍不明機に対して、
警告をして追い払っている。
場合によると警告射撃をする例すらある。
今までは一応全ての戦闘機が帰ってくれたため戦闘には至ってないだけだ。
ちなみにこの事すらも軽視しようとする日本人がいるだろう。
だが、よく考えて欲しい。
来ているのは民間の飛行機ではないのだ。
明らかに武器を満載している「国籍不明を装った戦闘機」が急速に接近して来るのである。
この事態を大した事ないと言うのなら、これもどうかしているとしか言いようがない。
例えば周囲には貴方の家しかないと仮定する。
明らかに貴方の家に向かって剥き出しの包丁やピストルを持った強そうな大男が接近している事態を想定してみよう。
「いえ、大丈夫です」と言えるヤツ・・・一体どれだけおかしいか、と。
内容に関わらず削除対象とさせて頂くのをご容赦下さい。
韓国の駆逐艦が海上自衛隊のP1哨戒機に対して「レーダー照射」をした事が大変な問題になっていて、
日本と韓国の間で激しいやり取りが続いている。
当記事の目的を明確にしておきたい。
再び日本人側が「言葉遊びをしている」と思われるからだ。
日本のほぼ全てのマスコミ報道を見ると一斉に「レーダー照射」としか書いていない。
いいとこ一部で「火器管制用レーダー照射(ロックオン)」と言う記述が見られるだけ。
実のところ戦後73年以上、99%の日本人は軍事について考えるのを止めているため、
軍事についての知識は73年前とそう大差ない悲惨な状況になっているが、
考えない事を良い事と思い込んでいるため、
余計に始末が悪い事態になっているのに全く気付けない。
戦中は大本営発表として、
国が「言葉遊び」を多用していたが、
戦後は逆に反体制側がそっくりそのまま「言葉遊び」を受け継いでいる実態がある。
現在の日本人の多くはトラブルをトラブルと思いたくない。
そのため重大な事案についても妙な言葉を探し出して来て、
事態は大したことないのだ、と思い込みたい強い衝動がある。
レーダー照射・・・これ、実に上手い言葉を選んできたと思う。
決して間違いではない。
ちなみに私自身はそれほど軍事に詳しい訳ではないが、
それでも「レーダー照射」と言う言葉が戦争映画でも使用されているのを聞いた事がない。
普通、映画などでは「ロックオン」と言う。
従って「レーダー照射」と言う単語は、
国民の目を欺こうとするには実に素晴らしい言葉だ。
この単語の響きは、
普通の日本人の感覚だと大して悪い事とは思えないはずだ。
場合によると日本人の中にも、
「日本側は何を大騒ぎしているんだ?レーダー当てられただけなのに。軍国主義者か?」
くらいに思っている人も大勢いるかも知れない。
現代戦の常識を知らないから実に無邪気でいられる。
現代戦は昔のような近接戦闘(いわゆるドッグファイト)はほぼ想定していない。
以前にも書いたがイージス艦の装甲はとても弱いのである。
そもそもが攻撃を受けることを想定していないからなのである。
つまり、現代戦とはレーダーに捉えた瞬間に「ロックオン」し、
遥かに離れた位置からミサイルを撃って撃墜もしくは撃沈してしまうのが常道中の常道なのである。
昔のように外れる方が多い機銃掃射などは余程の事態でもない限り有り得ない。
(もちろん無い訳ではないが、それより遥か手前で勝敗は決してしまっている)
補足:機銃掃射は自衛隊でも国籍不明機のためにスクランブル発進した際に、
警告射撃としては行われているが、それも非常に珍しい事態と言える。
要するに、レーダー照射とは「ロックオン」の事であり、
この後に続く事態と言うのはミサイル発射しか有り得ないのである。
現代戦とはミサイル戦とも言えるし、
そのミサイル戦の前提となっているのがレーダー照射=ロックオンだ。
そして発射されたら最後、逃れる術は・・・無い訳ではないが非常に難しい。
戦闘機の場合は追って来るミサイルを振り切るために、
チャフを撒いてミサイルの自動追尾装置を混乱させたり、
あるいは急激な動作でかわそうと色々試みるのは映画でもお馴染みである。
艦船の場合は迎撃ミサイルの発射、それがダメなら機銃掃射などで迎撃してかわす。
もっと分かり易く言えば、今マスコミで使用している「レーダー照射」と言う行為は、
即座に戦闘の始まりを意味しているのである。
ロックオンされた時点で即座に反撃や迎撃を開始するのが普通なのだが、
された航空機が哨戒機だったので出来なかっただけだ。
もっと言うと「宣戦布告」もしくは「事実上の開戦」、
最低でも「明白な殺意」と言い換えてもいい。
「間違いでした」と言う言い訳は通用しない。
何故なら韓国側の艦船は「駆逐艦」と言う立派な軍艦だったからだ。
この行為の重大さを認識する必要がある。
ロックオンをロックオンでないと言い張ったり、
自衛隊機側に問題があったとする見解はかなり無理がある。
つまり「ロックオン」は警告などではなく、
攻撃の始まりを意味していると言う事実。
そもそも間違えようがないし、
ロックオンをキャッチできないような軍用機や艦船こそが酷いと思っておいた方がいい。
P1哨戒機は「対潜哨戒機」であり、
潜水艦を探すのが主任務のため、
武器は戦闘機と比較すれば貧弱だ。
韓国側の行為は酷いと言うよりも、
明かな「殺意」を向けて来たと言う方が正しい。
これを大した事ないと言うヤツはどうかしている。
終わり
余談:
現代日本人の多くは平和主義者を気取っているし、
また日本は平和であると主張している。
なるほど、確かに戦闘が無いのは事実である。
だが本当に平和なのだろうか???
これは明らかに間違っている。
ほぼ毎日。
国籍不明の戦闘機が日本の領土内に接近して来る緊急事態が頻発している現実がある。
日本側はそれに対抗してスクランブルと言われる緊急発進をして国籍不明機に対して、
警告をして追い払っている。
場合によると警告射撃をする例すらある。
今までは一応全ての戦闘機が帰ってくれたため戦闘には至ってないだけだ。
ちなみにこの事すらも軽視しようとする日本人がいるだろう。
だが、よく考えて欲しい。
来ているのは民間の飛行機ではないのだ。
明らかに武器を満載している「国籍不明を装った戦闘機」が急速に接近して来るのである。
この事態を大した事ないと言うのなら、これもどうかしているとしか言いようがない。
例えば周囲には貴方の家しかないと仮定する。
明らかに貴方の家に向かって剥き出しの包丁やピストルを持った強そうな大男が接近している事態を想定してみよう。
「いえ、大丈夫です」と言えるヤツ・・・一体どれだけおかしいか、と。