新聞販売店と新聞配達のこと

先日、家の近くにあった新聞販売店が無くなっているのに気付いたのであります。
もう随分と昔からあったのですが。

そしてさらに気付いたのです。

昔は明け方になると新聞配達のオートバイの音が頻繁に聞こえて、
あ~もうこんな時間なんだと感じていたのですが、

今はほとんどあの音を聞きません。

新聞をとっている人が激減しているとテレビではよく言っておりますが、
それを実感しています。

新聞の勧誘ですらも来なくなって久しいです。

うちでは母が割と最近までとっていたのですが、
高齢化とともに読めなくなり止めてしまいました。

実は私は、もう何年も前から新聞を読んでいませんでした。

ネットニュースに切り替えてから久しいです。

私の娘もそうです。

娘の場合は様々な週刊誌まで安価で読めるスマホ契約にしています。

多くの識者は未だに新聞購読の大切さを伝えていますが、
そのような事をテレビで堂々と主張している人は、
大抵がスマホ非対応の高齢者に見えます。

プロの新聞記者が書いた記事は価値があると今でも思っています。

しかしそれは印刷としては驚異的に早い1日遅れの宅配システムではありますが、
何か事があると即座にスマホに届く号外には敵いません。

先ずは視覚的なテレビ映像があり、続いて文字情報はネットニュースで。

詳細な分析は週刊誌でじっくりと。

さらに専門的な内容は書籍に。

今やこのような流れになっていると考えられます。

テレビ映像の次にあった新聞の存在意義が揺れている時代なのだと感じています。

まさかこんな時代になるとは夢にも思っていませんでした。

終わり