男子トイレのルール(笑)

男子トイレには女性には決して理解できない暗黙のルールがある。

男子トイレと女子トイレには決定的な違いがある。

それは通常の便器以外に「小便器」なるものが設置されている点にある。

これにより、小便器以外の場所に入るヤツは、
大をするヤツなのだと思われてしまう。

男子トイレは上記のような構造を持っているため、
つまり小便器の存在により非常に効率良く「事が進む」ようになっている。

女子トイレはちょっとした事で大変な行列が出来るのは知られた話でもある。

反面男子トイレに長い行列が出来るなど余程の緊急事態と言える。

少なくとも、男子は「小」で苦労をする事など先ず有り得ない。

しかしながら、それでも寄席などのような、
休憩時間がとても短い上に長時間滞在する場所では、
「小」でも長い行列が出来るのである。

もちろん、女子トイレとは比較にならない早さで「事が進む」ので、
いずれにしても「小」では悩まない。

けれども、この寄席のような状況下では実に面白い現象が起こる。

「大用が空いていても入ろうとする者がいない」

どこかに「オレは大じゃない意識」があるからなのだろうか?

あるいは「大の人に迷惑をかけてはいけない意識」があるからなのだろうか?

その理由は定かではないが、
明らかに老いも若きも心理的に強烈なセーブがかかっているのだけは間違いない。

もちろん、時折その暗黙のルールを破る男も出現する。

長い行列をパスして大用に入って行くヤツ。

なかなかどうして勇気ある行動だと思う。(笑)

このように男子トイレには女子には決して理解できない差別行動が存在しているのである。

この点において女性をとっても羨ましく思う。(笑)