首都高速と自動車の運転について

私は16歳の時に原動機付自転車の免許を取り、
17歳の時に中型自動二輪、18歳の時に普通自動車免許、20代の初め(正確な時期を忘れている。苦笑)に大型自動二輪免許を取得し、
以来、中高年になった今までずっと自動車とオートバイを運転し続けています。

運転についてはかなりのベテランの域に達していると感じています。

学生時代はスキーもやっていたので雪道の運転は、
装備さえしっかりしていれば苦になりません。

今は歳を取ってしまいましたが巨大なナナハンも意のままに操れていました。

しかし、そんな私でも常に緊張感を強いられる場所があります。

それが「自動車で走る首都高速」です。

今はもう慣れていますが、緊張感が無いと言い切る人は逆に危険であると思っています。

何故なら欠陥道路だからです。

実は首都高速は非常に特殊な場所でもあるかと思っております。

意外かも知れませんが東京生まれの東京育ちの人でも、
首都高速を頻繁に運転する人はあまりいません。

と言うよりも都心生まれの人ほど、
職業的に運転を生業にしている人以外は先ず運転しない場所の一つです。

一度でも首都高速を走ったことがある東京生まれの人は、
走り難さ、危険さ、高額さ、渋滞などのために敬遠するのが普通です。

どこか遠方に行く時以外、都心在住の人は首都高速を運転するなど無駄以外の何物でもないでしょう。

しかし東京郊外に住んでいる人にとっては首都高速はかなり便利な道路です。


休日を都心で遊ぼうと思っている郊外在住者には大変都合のいい道路と言えます。


とは言え慣れないと恐い場所の筆頭でしょう。

今はカーナビが発達しておりますが、
それでもカーナビが指示してくれるのは行く先だけです。

激しい交通環境や車線変更のタイミングまでは教えてくれません。

慣れる以外に上達の道はありません。

首都圏在住の人達でも運転の話になると首都高速の走り難さは話題のタネです。

特に夕方から夜の早い時間帯で雨で交通が集中しているけれど、
それなりに流れている時の運転し難さはハンパありません。

右側合流、右側出口も普通にありますし、
加速車線があってなきが如しの場所もあります。

曲がりくねっている上に複雑な分岐と合流を繰り返し、
しかし飛ばしている周囲の慣れたドライバー達。

敬遠する人が多いのは頷けます。

けれども首都高速を駆け抜けるのはかなりの快感をもたらしてくれるのも一面の事実であります。

慣れてくると、緊張感と共に快感ももたらしてくれる場所。

それが首都高速であるかと思っております。

以下に典型的な、そこそこ流れている首都高速の動画を挙げておきます。

レインボーブリッジを渡った後がソレです。

動画だと気付き難いですが、
前にまごまごしている自動車がいます。

遠方のナンバーでした。

分岐を間違えてしまいます。

しかし時既に遅し。

車線変更は出来ません。

次の出口で渋々降りて行きます。

カーナビがあっても知らないとこうなるのが首都高速の定めです。

覚悟して走る必要があります。(笑)

終わり