北朝鮮の問題とマスコミの報道について

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※ これから書くことは軍事衝突した場合どうなるのか?と言う想定です。

  軍事衝突は起きないだとか、平和が大事だ、と言う議論とは本質的に違います。

起こってしまった時、どうなるのか?と言う問題です。


北朝鮮の問題について、ほぼ有り得ないと考えていいのは、
「日本による先制攻撃」であるかと思います。

もう1つ「韓国による先制攻撃」もかなり確率が低いと思います。

この問題の核心、つまり軍事衝突を起こすのは北朝鮮アメリカであると言う視点です。

日本の意志には関係なく、この2か国のどちらかが戦争を起こす可能性が非常に高くなっている実態があります。

つまりいくら日本が戦争反対でも、この2か国間で戦争が始まってしまえば、
間違いなく日本は巻き込まれます。

韓国ももちろんそうです。

巻き込まれてしまうのに、何故か日本国内では巻き込まれてしまった時どうなるのか?の議論がほぼ皆無になっています。

それどころか現在、北朝鮮のミサイル発射と核実験について、
日本国内では「異様な意見」が罷り通っていると感じています。

これは政治的信条云々の問題ではなく「事実誤認」及び「ある特定分野について全く考えていない」と言う、
非常に基本的な問題であり、
意図的な隠ぺいや意図的な見落としの可能性すらあります。

かなり悪質な問題とも思えます。

また、事実誤認や思考停止に基づいていますから議論の余地がない問題でもあります。

そこでそれについて書いておきたいと思います。

ともかく、
「肩書だけはご立派だけど、いい加減な情報ばかり識者と称する連中がテレビで垂れ流している」

そんな連中が非常に多いと感じてます。

最初に、当記事で極めて問題視していることを4つ書いておきます。

・「軍事機密」をまるで理解していない。全てを公開せよ(敵に教えてやれ)と無邪気に要求している一派がいる

・ミサイルが日本に向けて発射されている現実を危険な事ではないと思い込もうとしている

日米安全保障条約および米軍基地を全く無視して、自衛隊の装備だけを問題にしている

・反撃を全く想定していない

これは軍事(危機)を語る上で極めて異様です。

何故なら、基本中の基本と現実を無視しているからです。

信じられない暴論が罷り通っていると言っていいかと思っております。

さらに経験的に、こと軍事における情報の信頼性は、
日本国においてはほとんどない、と考えていた方が良いのでは?とも思っております。

具体的に書きます。

第二次湾岸戦争前を思い出して下さい。

この時、日本のマスコミの論調はほとんどが、
イラク100万人の精鋭部隊は非常に手強く戦争は長期化する」と言うものでした。

正確にきちんとした分析をして正しい結果を予想した評論家は、
私が知る限り、1人を除いて皆無でした。

それ以来、私は日本の識者と称する連中の言うことをまるで信用しません。

保守派もリベラル派も、です。

これはさらに後述しますが、経験則に基づいています。

ちなみに第二次湾岸戦争の現実の経緯はこんな感じでした。

「制空権、制海権は何ら問題なくアメリカが取れ、地上部隊も高度な武器で圧倒し戦闘は短期で終結した」

イラク軍は武器も士気も劣り、アッと言う間に首都が陥落した訳です。

イラク軍の能力をきちんと分析すら出来なかった日本の識者達。

勝手な妄想だけでまくし立てていたいい加減な連中。

今も全く同じ状況にあるように思えます。

ただし、あの戦争の大問題はその後の「統治」にあった訳です。

それが未だに解決していなくて、
現代の戦争の難しさ、つまり戦闘に勝てたとしても、
その後の統治に戦勝国が逆に悩まされると言う構造です。

最近読んだ「サピエンス全史」の記述をベースに考えますと、
現代の大国は、かつての帝国主義の時代とは違って、
「良い物を持っているから大国になる」のではなく、
「優れたシステムを持っているから大国になる」と言う原則があります。

つまり帝国主義の時代ならば、資源に目を付けて占領して植民地化すれば莫大な利益を得ます。

しかし今、逆に先進国を侵略したとしても、
先進国にあるのは資源ではなく、人的に優れた教育システムや、工場などを一括して管理する優れたシステムだったりするので、
侵略者が仮にそれを奪ったとしても利益の享受など出来なくなっています。

もっと言ってしまうと、例えばアメリカやロシア、中国などの軍事大国が、
小国を攻めて支配しようとしても「優れたシステムは皆無」ですから、
混乱ばかりが生じてしまい、利益は薄い、と言うよりも経済的損失が巨大になる、と言う仕組みになってます。

中東であれだけの難民が溢れてヨーロッパ諸国に押し寄せているのに、
ヨーロッパの国々がIS問題他に対して軍事的にほぼ手が出せない状況を考える必要があるかと思うのです。

空爆は出来ても、戦争終結に必要な「陸軍による首都攻略と武装解除及び占領」が出来ない時代になっているとも言えるかと思います。

その辺の事情が全く分からず、日本のリベラル派と称する連中は相も変わらず「いつか来た道」とほざき続けています。

また、その辺の事情が全く分からず、日本の保守派と称する連中は相も変わらず「再軍備(徴兵制)を」とほざき続けています。

今現在における北朝鮮のミサイル問題についても同様に思っています。

信頼できると思える情報源は非常に少ない現状にあるかと思います。

テレビの地上波チャンネルは特に酷いです。

ではネットが良いのかと言いますと、様々なもっといい加減な情報が混在していますから、
余程注意しないとデマや嘘に惑わされてしまうと思います。

もちろん私自身も専門家ではありませんし、
そもそも知識が豊富な者でもありません。

こういう私のような者、つまり一般人はどのように振る舞うべきなのか。

この場合、前述しましたように「経験則」で動くのが一番良いかと思っております。

思い出して欲しいのです。

イラク戦争の時にいい加減な事ばかりまくし立てていた識者連中を。

原発事故の時にいい加減な事ばかりまくし立てていた専門家と称する連中を。

そんな連中がテレビに出て来て未だにいい加減な事ばかり言っています。

変な情報に惑わされて、おかしな行動を取る愚だけは避けたいと思っています。

今、一番悪質だと思われる言動は、これは第二次湾岸戦争前にも私の直近にいたのですが。

「戦争は絶対に起こらない」と言ってのけた知り合いでした。

「根拠は何ですか?」と聞いたら「そういう時代じゃない」と言うものでした。

余りにも無責任ぶりが酷かったので、私自身もそんな賭けはやりたくなかったのですが、
ついつい私も若く、頭にキてしまったので「10万円の賭け」をしてしまいました。

もちろん、戦争は起こってしまいましたが、
「そんな金を受け取ったら一生寝起きが悪くなりますから」と言ってもちろん受け取りませんでした。(苦笑)

どういう訳か、今現在も、北朝鮮は明確に日本は敵であり火の海にしてやると言う意志表示をしていて、
なおかつミサイルを発射し続けていますが、それを全く無視している連中がいます。

大した事ないとでも言いたいようです。

あるいは、北朝鮮が悪いのではなく、
日本やアメリカさえキチンとしていれば問題ないと言いたげにも見えます。

拉致被害はどうなっているのでしょうか?

奇妙奇天烈な意見を展開して、戦争は起こらないだとか、
北朝鮮は本気ではない、と盛んにまくし立てています。

日本に思い知らせてやる、とまで指導者が言い切っていて、
なおかつミサイルを発射しているのに、対話が大切だ、とか。

さらに、Jアラートは意味がないとか、直撃弾を食らったら死ぬだとか、
核だったら絶対に助からないなどと当たり前の事をさも凄い事のように言い立てています。

こういう人は以前にも書いておりますが「ゼロ・100思考」つまり自分の関心の無い事は、
100%否定してきて、関心のあることや賛成できる事は100%受け入れると言う、
途中の30%、50%、70%と言った思考を完全に無視してきます。

直撃弾ではなく、500m離れた場所に着弾したら?

核攻撃だったけど、2km離れた場所で爆発したら?

自分は無傷でも、戦争はする方が悪いのだから怪我人が出たら放置しろ、と?

こういう視点が皆無で、ただひたすら戦争はいけない、戦争はいけないとお題目を唱えているだけ。

こちらはいけないと言っても、あちらはいけないと言ってないようですが?と言う視点が欠如。

攻撃を受ける、と言う世界の現状を見れば特に珍しい事でもない事態を全く想定していません。

想定しないどころかちょっとでも考える事に拒否反応を起こしているようにすら見えます。

そして常に一方通行の論理を振りかざしてきます。

人の命、しかも他ならぬ自分や親や子供の命が関わっているのに恐ろしく無責任で無自覚な言動を平気でしています。

原発事故が起こった時に、メルトダウンなど起きる訳はない、とか、
爆発など起こる訳はない、と言い切って安全ばかりを主張していた保守系の連中と、
北朝鮮とは絶対に戦争にならないと言い切って来るリベラル系の連中は、
全く同じ精神構造をしています。

どちらも無責任で、自分の思想のためなら嘘でも平気でつけるし、
事実も無視できる点でまるで同じです。

そんな連中が平和主義者を気取っている訳です。

保守派が安易に勇ましい事を言うのも危険極まりないですが、
リベラル派の言動はもっと恐ろしいです。

日本国民の命をもてあそんでいるからです。

普段は命が一番大事、戦争はダメと言っている自称平和主義者達は、
北朝鮮の先制攻撃で大勢の日本人が死んでもいいと間接的に言っている事になるロジックに気付いていません。

日本の平和主義は、一方通行の思考形態です。

それは憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」と言う一文に顕著に見られる思考形態です。

この思想は、実は日本の公立義務教育の現場において実現してしまっています。

どうなっているのか?

何故イジメが無くならないのか?

これはイジメそのものを無くすことは不可能ですが、
イジメをした者を排除することが出来ないのに問題があると、
ほとんどの人が気付けない実態があります。

イジメをする者。

つまり本当に攻撃をしてくる者に対して無力なのです。

義務教育と少年法戦後民主主義メンタリティのため、
悪質な児童に対して公立の義務教育機関は無力である現実。

それは我が子が被害を受けるまで決して気付きません。

当たり前の話ですが、酷いイジメを繰り返す者は、
即座に隔離する必要があります。

しかしそれが出来ないのです。

その種の悪質な児童がのうのうと学校に来続けますから、
イジメはより深刻化します。

被害者が不登校になるならまだマシです。

もっと悲惨な「自殺」と言う結末を迎えてしまうのも珍しくありません。

はっきり言ってしまうと、憲法前文が機能するには、
「平和を愛する人が全員でなければいけない」と言う前提条件があった場合にのみ有効になります。

つまり。

「平和を愛さない人がいたら総崩れになる」と言う現実があります。

だからこそ、日本の義務教育の現場においては、
本格的に悪質な児童が現れた場合、無力になります。

被害者が泣き寝入り。

それが日本の教育現場の実態です。

これは体験者でないと決して分からないでしょう。

そして体験した時は手遅れなのです。

だからどいつもこいつも無責任でいい加減な言動をまき散らしている、と。

私はこの種の平和主義者達が気持ち悪くて堪りません。

唾棄すべき偽善者に見えてしまいます。

前述の教育現場の混乱で目の当たりにして来たからです。

緊急保護者会の現場において愚にもつかない言動を繰り返す連中。

今の日本の平和主義者と重なってしまいます。

今、平和を愛さない人と国が現れています。

さあ、どうしましょう?

屈服しましょうか?

話し合いをする?

何年話し合いをしてますか?

その間にとうとう弾道ミサイルと水爆まで相手は持ってしまいましたよ?

相手ははなから話し合いをする気はないみたいですよ?

拉致被害者はどうなったのでしょうか?

じゃあ戦争しましょう、と?

さて。

分かっている正確な事だけで考えて行きましょう。

現在のマスコミの論調の中には、飛来して来る北朝鮮のミサイルに関して、
無力だと言い切る意見もあります。

しかしいくつかの対抗策はあります。

先ず、断固として主張しておきたいのは、
どういう訳か「日本のマスコミは在日米軍の存在を完全に無視している論調」があります。

ミサイル防衛について、どのテレビ局でも言っている事はほぼ同じです。

これに違和感を持たないでいるのなら、この時点で、
「軍事について語るのは止めた方がいい」です。

良くも悪くも、戦後72年、日本の軍事はアメリカと連動してのみ有効になるようにされてしまっています。

日本の至る所にあるアメリカ軍基地

日本の自衛隊イージス艦の存在を見ても明らかなように、
イージス艦は本来空母を護衛する艦。専守防衛に徹する自衛隊は空母を持てない。しかし何故ある?)
アメリカ軍と連動してのみ機能するようになっている実態があります。

日本単独での防衛はほぼ無理です。

そんな事はない、自衛隊は強いと言う保守派もいますが、
それは出鱈目です。

戦争は一旦始まった場合、最終的に敵国の軍事基地を壊滅させた上で、
あるいはその前に敵国が降伏したとしても、
敵の首都に陸軍が侵攻して武装解除し、占領が完了した時に正式に終わるからです。

日本の自衛隊は敵国に行けません。

敵国の地上を攻撃出来ないようになっています。

つまり戦争を終わらせる能力を持っていません。

それらは全てアメリカ軍に委ねられています。

悲しいかな、それが日本の防衛の実態です。

しかしそれは逆を言えば、日本に対して軍事攻撃をすることは、
アメリカに対して軍事攻撃をするのと同義です。

「日本に対してミサイル攻撃をすること」 = 「アメリカ軍基地に対してミサイル攻撃をすること」

少なくとも、アメリカ自身が、日本のリベラル派の主張のように、
「何も出来ないでしゅ♪」と言って何もしないと思ったら大間違いです。

迎撃は間違いなくします。

何故なら、アメリカにとって、日本国民の命などはともかくも、
日本にいるアメリカ軍基地の軍人やその家族の命を、
ましてやアメリカ軍基地そのものも絶対に守るに決まっているからです。

自分達アメリカ人の命に関わっている訳ですから。

もっと言えば、迎撃どころか、先制攻撃すらする可能性は充分にあります。

自衛隊だけで日本の防衛を語った場合、かなり無理が生じます。

けれどもテレビを点けるとほぼ全ての局では自衛隊の装備だけで語っています。

そして「これじゃ~ダメだ~死ぬ~だからアメリカが悪い~北朝鮮を認めろ~」
などと受け取れる発言を繰り返している連中すらいる訳です。

日本には、悔しいけれど、この場合は幸いに?米軍基地があります。

それを無視しての軍事論、防衛論は全く意味がありません。

ちなみに日本のイージス艦は全部で6隻ありますが、
うち、今回のような弾道ミサイル迎撃に対応できるものは4隻とされています。

イージス艦はハイテク機器の塊なので時期がくると長期間のメインテナンスが必要なため、
常時4隻は無理なので2隻をメインテナンス、2隻を就航と言うようにサイクルを決めて警護にあたっている訳なのですが。

識者達はこの態勢では絶対に無理だとか、
そもそも撃ち落とせないと色々な屁理屈をつけて現在の防衛力が「0」のように思いたがっているように見えます。

逆に聞きたいのです。

では、横須賀のアメリカ軍基地に何隻の「アメリカ軍の」イージス艦がいるのかご存知でしょうか?と。

ちなみにイージス艦保有している国は極めて少ない現実を知っておく必要があります。

日本はイージス艦保有している数少ない国の一つなのだと知っておく必要があるのです。

この基本的な数字を知らずして、北朝鮮との軍事衝突を語るのは許されないと思っております。

念のため、先ほどの横須賀アメリカ軍基地イージス艦の回答を。

「11隻」です。

とは言え、日本の自衛隊も無力ではないのです。

実はかなり偏っていますが、それなりに軍事大国化している現状があります。

さて、飛来して来る北朝鮮のミサイルに対して、
ほぼ全ての日本のマスコミは「イージス艦によるミサイル発射の検知(BMD)およびSM-3による迎撃」「PAC3による迎撃」の二段構えしか報じていません。

ミサイル発射の検知システムについても無責任に無力だと言い切る識者もいるくらいです。

イージス艦のレーダーだけでなく、
アメリカの軍事偵察衛星による詳細な分析と情報提供、
Xバンドフェーズドアレイレーダーなども考慮し、
さらに人的なスパイによる情報などもあります。

ちなみにどういう訳か、京都にあるアメリカ軍のXバンドレーダーについて言及する日本のマスコミが皆無なのが不思議です。

軍事行動とは常に多重になっていて、いくつもの敵の情報を検知する手段があり、
それを即座に分析して対処するようになっている訳です。

現代戦は電子戦の分野が特に発達している現状があります。

妙な一派は北朝鮮のミサイルが着弾するまでに10分しかないと言い立てています。

だから何も出来ないし、何も準備すら出来ない、死ぬだけ、と?

だから降伏してあの北朝鮮の体制下に入れ、と?

まあ、それはともかくとして。

既に北朝鮮は元々日本を標的にしたミサイルを200~300発持っているから守るのは無理だと言う論調もあります。

しかしこれなども「ミサイルを発射するには発射台が必要」と言う軍事的事実を完全に無視した「暴論」と言えます。

ミサイルの保有数と同時に発射出来る能力は別です。

数百発のミサイルを同時に発射できる能力。

それが北朝鮮は可能だと思っていらっしゃるのか?

調べればおおよその事は直ぐに分かることかと思います。
(完璧な数字は分かりません。何故なら軍事機密だからです)

けれどもだからと言って安全であるなどと言うつもりは毛頭ありません。

さらに、私が最も今のマスコミ及び識者が異様だと思っていることは。

「反撃を全く想定していない」と言う事実にあります。

例えば、一旦戦争になればソウルに1時間あたり6000~7000発の長距離砲弾が着弾すると言っています。

つまり韓国軍や米軍は何の反撃もしない、と考えていて、不安だけを煽り立てています。

一旦戦火が上がった場合、反撃するのは当たり前の話です。

しかし戦後民主主義に生きる私達日本人は戦いを忘れています。

攻撃をすれば反撃がある。

この当たり前の事実を封印してあれこれ感情だけで論じている実態。

愚かとしか言いようがありません。

国境線にある敵の砲火やミサイル基地を真っ先に沈黙させるのが第一であるのは言うまでもありません。

アメリカ軍のB1戦略爆撃機により、一気に沈黙させるのは直ぐに考えられる事ですが、
何故か日本のマスコミ人や識者と称する人間は考えていません。

ただひたすら戦争は起こって欲しくないと念じていて、
その妄想のためなら嘘もつくし、事実も無視する、と。

地震に対しては多くの悲惨な体験を経て、ようやく日本人も備えるようになりました。

減災と言う考えが今や一般的になっています。

地震に直面したら100%の安全は無いけれど、しかし被害を減らすことは可能だ、と言う考えです。

けれども同じように大勢の人が死ぬ可能性が充分にある戦争についてだけは考えてません。

戦争とは相手があるものです。

自らの意志だけでどうこう出来ないのです。

相手がヤるんだと言って向かって来たらヤられる。

それは犯罪の現場と同じです。

また、先ほど述べたように、義務教育機関に本当に悪質で暴力的な子供が現れた時、
怪我人が大勢出ますが、何も対処できない現実の仕組みとも同じです。

これが、軍事について72年間、思考停止し続けていた者達の限界である、と。

最後にまとめておきます。

「自分や自分の子供、親、兄弟を含めた日本人が大勢死ぬかも知れない現実を無視してはならない。」

「肩書に惑わされてはいけない。ほとんどの識者と称する連中はいい加減である。」

「平和を願っていても戦争は起こる時は起こる。そしてそれは世界では珍しい事ではない。従って備える必要がある。」

「現時点での日本の防衛はアメリカ軍と連動している事を踏まえて考える必要がある。」

終わり


補足:

北朝鮮の日本向けのミサイルは200~300発ある、と言われています。

誰が言っているのでしょうか?

何故「~」になっているのでしょうか?

何故256発とか298発と言う数字にはなっていないのでしょうか?

また反対に日本の迎撃ミサイルパック3って何発あるのでしょうか?

非常に単純な数字ですが、何故か曖昧です。

また、リベラル派は迎撃できないと言っています。

保守派はほぼ100%の迎撃率だと言っています。

どちらが正しいのでしょうか?

本当のところは分かる訳はありません。

何故なら。

はい、上記はもちろん「軍事機密」だからです。

北朝鮮も、日本も、アメリカも、もっと言いますと全ての国は。

こと軍事においては、自らの手の内を晒すような愚はしません。

むしろ大袈裟に公表して来た時は何らかの思惑があると考えていいかと思います。



余談:

何をどのように備えるのか?

その回答は私的にはスイス政府編纂「民間防衛」にほぼ100%書かれていると思っております。