女児殺人事件について

女児殺人事件の容疑者が逮捕されました。

当ブログにおきましては何度も書いて来たことを改めて感じたので記事にしたいと思います。

「身近な人が一番恐い」

これに尽きます。

特に子供が巻き込まれる犯罪で一番恐いのは身近な人だという事実なのです。

一般的に私達は不審者に最大の注意をしています。

見知らぬ不審者が一番恐いと思い込んでいます。

確かに知らない人がいきなり子供をさらって殺す事件はあります。

そのような事件があるとマスコミは大騒ぎして連日報道します。

こういう報道に接していると私達は見知らぬ他人に異様に警戒するようになります。

こうして自警団のようなものを組織して近所の見回りなどを開始するようになったりもします。

酷い場合はPTAのお母さん方が持ち回りでしたりします。

しかし見知らぬ不審者が子供を殺す事件の確率は非常に低いのであります。

PTAの見回りとか見ているとうんざりします。

はっきり言います。

「何をやっているんだ?」と。

貴女が見回りをやっている間、
貴女のお子さんはどこにいて何をやっているのか?と問いたいのです。

そんな時間があるのなら1分1秒でも子供の近くにいてやるべきです。

子育てにおいて、近所の見回りなどやっている暇など無いのだ、と自覚すべきです。

実のところ性犯罪で一番恐いのは身近な人です。

子供110番とか、子供が駆け込める家とかが登録されています。

一体誰がどんな資格においてやっているのでしょうか?

不審者対策ばかりしていると、一番気を付けなくてはならない身近な人への警戒が薄れてしまいます。

今回の犯人も地元に密着した人物だったような情報があります。

見知らぬ不審者よりも普段から子供と接点がある人の方が遥かに遥かに恐いのだと自覚しておく必要があります。

もちろん不審者対策をするなと言っている訳ではありません。

物事には優先順位がある、と言いたいのであります。

近所でよく見かける腕に腕章を巻いた人、防犯パトロールと貼った自転車やバイクを運転している人。

それは一体どこの誰なのか?

あるいは先生とか習い事とか。

本当の犯罪者とはそういうモノを利用して接近して来るのを忘れてはなりません。

終わり