先ほど、外出から戻る時に書店に寄ってみた。
すると「美術手帖」の最新号が結構強烈だった。
特集
メンズ・ヌード
メンズ・ヌード
「ヌード」といえば女性を連想することが多いが、美術史をひも解いてみると、
古代より、男性裸体像は理想と欲望と快楽の依代として数多くつくられてきた。
本特集では、古今東西の男性のハダカをテーマとした作品を通覧し、
そこに受け手とつくり手それぞれの、どんな意識や価値観が錯綜しているのかを探っていく。
近代以前の価値観、同性/異性愛者、トランスジェンダー、
あらゆる視点を想像しながら見ることで、作品の新たな側面を浮かび上がらせたい。
↑美術手帖のHPより抜粋。
う~ん、と思わず考え込んでしまった。
時間がなかったので中を見ることもできなかった。
しかし美術手帖の言わんとしていることは理解できる。
10年前の私なら決して受け付けない分野であったが、
時代は変わっている。
そして私も美術鑑賞という趣味を通じてかなりこの分野にも耐性ができている。
決してそっちの趣味はないのであるが、
考えてみたら世の中の人間には男と女しかいない。
片方の美だけ称えるのは不公平というものだ。
おそらく今後はもっともっと盛んになってくる分野ではないだろうか。
今度書店に行ったら立ち読みしたいと思った。(笑)
終わり