昨夜、久しぶりに映画館で映画を鑑賞してみた。
とても楽しく、また色々と考えさせられる事もあったので書いてみたい。
亡き父は映画が非常に好きで、
年を取ってからもメチャクチャな数の映画を鑑賞していた。
ちなみに私の妹も父に似たのかかなりの映画好きだ。
特に父は古いタイプだったので「映画とは映画館で鑑賞すべき」と言うスタイルと崩さなかった。
お爺さんになってからも都心の様々な映画館に通っていたため、
まあ、南麻布生まれと言うのもあるけど、
そんな映画超大好きということもあり、
ともかくそんじょそこらのシティボーイよりは遥かに都心の街事情に詳しかった。
逆に私の母は新しく登場したビデオで映画をよく鑑賞していたが、
父は「そんなモノでは映画を観たとは言えない」と文句を言っていて、
夫婦喧嘩のネタの1つになっていた。(苦笑)
母には言い分があった。
「昔の映画館は痴漢が多かった」と。
これは無視の出来ない状況だったと思う。
女性が1人で映画館に行けるような環境は当時整っていなかったと言える。
ところが昨夜行ったのは横浜市北部にある「109シネマズ港北」だったのだが、
随分と映画館事情も昔とは違っていて驚いた。
先ず「全席指定」になっていて、
昔のように早い者順では絶対に座れない。
空いている席をチケットを買う時に選べるようになっている。
昨夜は空いていたため、係りの人も、観客と観客が直ぐ隣にはならないように配慮した席決めをしていた。
これは非常に良いシステムだと思う。
また、夜間のレイトショーは通常1800円のところ1300円の割引価格になり、
さらに映画館の入っている港北東急の駐車場が、映画を観れば3時間無料と言うサービスまであるため、
非常に鑑賞し易いサービスが整っていた。
終わるのが0時近くになってしまうが、
安心して自動車で帰れるようになっているのが有難い。
なんか今後、多く利用してしまいそうな感覚になってしまった。
私の娘があまり映画を観たがらないので、
映画館とは遠ざかった生活をしていたが、
娘が留学している今、チャンスかも知れない。(笑)
また、館内で映画を鑑賞しながらポップコーンやホットドッグを食べるのは非常に楽しい。
映画館での映画鑑賞。
これは娯楽として一流だなと改めて感じた次第。
そして何と・・・昨夜はとても空いていた。
信じられないくらいに。
やはりレンタルDVDの影響が大きい???
今や映画館での映画鑑賞は古くて新しい素敵な娯楽になっているのでは???
大変大変お勧めです。
終わり
余談:
映画大好きな私の妹に言わせると六本木ヒルズの映画館など、
新しい映画館はもっと凄いことになっているらしい。
席が、食べ物のトレーが置けるようになっているため、
非常に快適に飲み食いが出来る、と。
なんか凄い。(笑)