昔、丸山健二のエッセイを読んだ時、
非常に興味深い記述がありよく覚えている。
それは、犬に関するもので、
彼は大型犬が好きで最初は確かシェパードを飼い始めた。
次にセントバーナードを飼った。
最初に飼っていたシェパードは新たに来たセントバーナードを優しく見守っていた。
しかし、急激に大きくなり、地位が拮抗した。
セントバーナードの態度も大きくなり、
危機感を感じたシェパードは戦いを挑む。
そしてシェパードは勝利を収め、しばらくは安泰だった。
しかし、その後どうなったのか?
2回目の戦いは無かったのである。
何故なら、セントバーナードはシェパードを遥かに遥かに超える大きさになり、
シェパードの方が簡単に無条件降伏したからだ。
どうしてこのような記事をアップしたのかと言うと。
今、NHKのクローズアップ現代で中国のネット販売についてやっていたからだ。
販売量の規模が10倍違うのである。
ビジネスをする者にとってこの購買力は魅力的過ぎる。
気が付いたら取り込まれていた・・・・・
そんな事態にならないようにしなければ、と思う。
付き合い方が今や最も難しい国になっている。
恐ろしい問題であるかと。
終わり