運転免許の更新

今日は最寄りの警察署に運転免許の更新に行って来た。

神奈川県は二俣川運転免許試験場となるが、
ここは横浜駅からさらに相模鉄道に乗って二俣川駅、そこからバスと言うかなり不便な場所となる。

私の居住地区からだと1日仕事となる大きな負担だ。

幸い、この5年間も無事故無違反だったため、
最寄りの警察署で更新手続きが出来た次第。

これは大変有難い。

今日の午前中に一気に済ませられた。

優良運転者の場合だと本当に楽だと思う。

30分の講習で済んでしまう。

即日交付ではないが、そこまでは私的に必要ないし。

それにしてもこの30分の講習。

非常に重要だと思った。

この5年間に道路交通法が結構変わっているのである。

こういう変更点を知らないと違反をしたり損をしたりする事になる。

個人的には「交差点の信号が右折可(右の緑の矢印)だった場合、その交差点での転回が可能になった」
と言う点だ。

今までは出来なかったが、
現在では、転回禁止に指定されていない限り、
右折可の矢印がある交差点でUターンが出来るようになっている。

これは大変有難い法改正であるかと思う。

また、自転車への罰則規定がかなり厳しくなっている。

それとヨーロッパを真似たのか、環状交差点の進行の仕方なども新たに付け加えられていた。

そして事故のデータなのだが、昔とは様相がかなり変わって来ている。

私が若い時は、一番危険なのは「若者」と言われていた。

大事故のほとんどが若年者によって巻き起こされていた感がある。

もちろん、今でも自動二輪車による事故はとても多い。

しかし昔と決定的に違っているのは「高齢者による事故」が非常に増えている点にある。

特に75歳を過ぎてからの運転はとても事故を起こす率が高くなるそうだ。

心神喪失者の危険性についても触れられていた。

意識を失くしてしまう人の事故も増えているらしく、
更新時にチェックしないといけないアンケートが義務化されていた。

見せられた講習ビデオの内容も変わって来ていると思った。

それは住宅地での運転方法にシフトしていると言う点だ。

以前の警察の取締りは広い幹線道路でのスピード取締りがほとんどだった。

異様に低い速度規制を導入して「スピードはいかん。スピードはいかん」を繰り返していた。

そのため、ほとんどの普通のドライバーは10~20km/h程度のスピード違反をしていない限り逆に危ないと言う有様だったかと思う。

片側が3車線あって広い歩道も付いている道路が40km/hに平気で規制されていた時代。

そのため、誰もがことスピードと駐車に関しては道路交通法を軽視する事態になっていたと思う。

警察のこの罪は大きい。

しかし、最近警察幹部は自らの過ちを認めて大きく変化させている。

今は幹線道路のスピード規制は上限が10~20km/h上がっている。

逆に住宅地など、人の多い、狭い道での危険性を認識し、
そちらの取締りにシフトしているようにビデオを見て感じた。

私は昔、当時世界一難しい運転免許と呼ばれていた大型自動二輪免許を警察の試験場で受けていたので、
運転には結構うるさい。(笑)

その時のトラウマ(笑)から、安全確認のやり方は今でも滑稽なほど完璧にやっている。

まるで軍人の運転に見えるかも知れない。(笑)

それでいい、と思っている。

大型自動二輪の異常に厳しい免許試験のために、
一応何とか無事故無違反のゴールド免許を保っていられる、と。

事故は一瞬にして起こってしまう。

改めて安全運転の大切さを認識した。

更新時の講習・・・とても大切だと思う。

終わり