フランス映画「髪結いの亭主」

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髪結いの亭主」を久しぶりに観た。

この映画は約20年前に公開された。

最近、渋谷のユーロスペースでも再上映されていた。

私はまだ結婚もしていない20代に映画館で観た記憶がある。

今、改めて観るとかなり違った印象を受けた。

この20年・・・相当年を取った・・・(苦笑)

だからこそ、余計にこの映画の意味がより深く分かった気がした。

若い時はアンナ・ガリエナの美しさだけに目が行ってたが、
不細工だと思っていた男優も実にシブいと思えた。

何故、幸せの絶頂にあったマチルド(アンナ・ガリエナ)はあっさりと自殺したのか?

これは人間心理に余程詳しくないと説明はできない。

このフランス映画はさり気なく床屋の客の会話の中に答えを放り込んでいる。

今回は実存主義?とも思えてしまった。

いずれにしても全編に漂う妖しげなアンナ・ガリエナの魅力は素晴らしい。

フランス女独特の究極のエロスがある。

賛否両論のある映画だが私はやっぱり好きだ。

男の欲望も見事なまでにどぎつく無く描写されている。

まったくフランスって言う国は・・・侮れない。

アンナ・ガリエナ

ちょっと素敵過ぎる。(苦笑)

(^。^;)