非常にヤバい日本の将来・・・かなり悲観的にならざるを得ない・・・書店減少・・・

昨日のニュースで見たが、
ここ10年で日本の書店は約30%も減ったそうである。

作家・ジャーナリストの落合信彦氏も昔書いていたが、
今回、ジャーナリストの池上彰氏も同様の事を著作で述べていた・・・・・

「ある国が将来、発展して行くのかどうかを予測する確実な方法がある」と。

ソレは「その国の都市の書店を調べればすぐに分かる」と。

大規模な書店が沢山あって、豊富な種類の本で溢れかえり、
大勢の若者で賑わっていた場合、
まず間違いなく、その国は発展して行く、と。

実は、20年ほど前、落合氏が中国を訪れ感想を書いていた。

「中国の発展は無理だ。書店が余り無く、本の種類も少ない。
 こういう国は発展しない。」と。

しかし、中国は今やかなり変わったそうである。

最新の池上氏のレポートだと、
大規模な書店が沢山あり、若者で活況を呈しているそうだ。

そして、ベトナムも。

従って中国とベトナムは今後さらに発展して行く可能性が高い、と。

国の発展の可能性の指標に書店を用いるのは理にかなった方法だと思う。

コレは単なる相関関係にはとどまらず、因果関係に直結している問題かと。

余談:中国にはグーグルの撤退問題や映画「アバター」の上映規制問題など、
   未だに政府による情報操作が存在しているのは大きな障害ではある。
   コレは今後の中国の発展に大きく関与すると思う。

アジア圏やヨーロッパ圏でも、旧社会主義共産主義体制の国は、
発展に大きな障害があると述べていた。

ソレは「愚民化政策」である。

国民は愚かな方が統治し易いとの事で、
旧東側諸国ではかなりの情報操作・情報統制が行われていた。

また、アラブ諸国は、教育とは「コーランさえ教えていれば良い」との思想がある。

この2種類の国の発展は(情報統制を続けている限り)非常に難しいのでは?との見方が示されていた。

自由に本や新聞が出版でき、様々な本を読む事が出来る事。

コレは国の発展には欠かせない。

ココでインターネットがあるから良いのでは???と言う意見がある。

実際、2chを少し覗いてみたら、あるある、そういう意見が。(><;

「本なんてもう要らない。ネットがある。」と。

ちなみにそういう事を言う人は間違いなく、
普段から本も新聞も読んでいないだろう・・・・・

ネットで現在主流なのは、
メールやSNS、ミキシィ、ブログ等々、
他人との交流に使用されているのがほとんどである。

決して、まともな知識を得るための行為ではない。

決定的な証拠を述べておく。

もし、自分の子供が中学・高校・大学受験をする時、
「本は必要ない。ネットの勉強で充分」と言えるか???

まともな親でそんな事を言うヤツはいない。

インターネットは便利なツールではある。

しかし、今現在をもってしても、
「まともな知識を得るため」にはキチンと編集された紙の印刷物に頼るしか方法は無いのである。

ネットは今や(否、当初から)玉石混交なのである。

つまり「まともな教育」には使用できない。

子供に自由にネットに触れさせた場合、まず間違いなく「エロ」の道を進んで行く。

残念ながらネットの世界とは基本的にB級ネタやエロが大勢を占めている。
(人間の現実を表している、とも言えるが)

さて、昨日のニュースに戻る。

愕然とした。

書店が3割ほど減っているそうだ。

かつての日本の書店は凄かったし賑わっていた。

そして「ゆとり教育」・・・=「愚民化政策」

方針は転換されたとは言え、まだまだ全然「ゆとり」のまま。

もしかすると、想像以上に早い段階で日本は三流国に転落する可能性があると思っている。

「書店が減る」「読書をしない」「ゆとり教育」「ネット漬け」

このままだと日本人は中国のご機嫌を伺いながら、
中国に出稼ぎに行くと言う時代を迎える事になるだろう・・・・・

でも、しょうがないのかも知れない。

勉強しないのだから。

勉強 = 読書をしないのだから。

終わり