小沢一郎氏の発言とディベート的見解

小沢一郎氏の発言が各界で話題になっている。

まず最初に筆者の政治的スタンスを明確にしておく。

「思想の研究をすれども思想に傾倒する事は決してない」だ。
↑(佐藤優氏と小林よしのり氏の活動を大変興味深く見詰めている)

政治的にも、宗教的にも、だ。

ディベートを通しての真実の追究」
↑この一点を理想としている。

従って、筆者の見解は時に右翼を激怒させ、左翼も激怒させるかも知れない。
望むところである。

とは言っても最近、ディベートの時間が全然取れない。

今日もこれから間もなく外回り・・・(><;

さて、今回つくづく思ったのは、
オウム事件の時と同様、日本の言論界の情け無さである。

ディベートなどの本格的論戦に慣れていない」

従って、「声の大きい者の意見が罷り通る」。

小沢氏の発言はディベート的に見ると、
なかなかどうして「タフネゴシエイター」と感じた。
怒りも見せ感情的な煽りも見事だ。論点も的確に絞ってきている。

憲法における天皇陛下の国事行為を持ち出してきた。

コレに「反論」するのは難しい。

案の定、記者達は沈黙した・・・・・

他の反対者を見ても「喚いているだけ」にしか見えない。

タフネゴシエイター・・・コレを相手にする場合は大変な注意が必要だ。

一筋縄では行かない。

本格的なディベートの知識・経験が必要となってくる。

情け無いのは、その後の保守陣営だ。

少なくとも今のところ本格的な「反論」を目にしていない。

こういう時こそ、と思って2chを見てみた。

やっぱり「感情的な叫び」だけ。(爆沈)

本格的な「抗議」「反論」の出来る者は極僅かだろう。

ちなみに、筆者の見解では「約99%の日本人は議論が出来ない」である。

今回も見事に露呈してくれた。

えっ???私???

本格的ディベートが出来れば、
ココでブログはやっておりません・・・(爆)
(T0T)

さて、小沢氏の発言にどう反論を組み立てようか???

日本国憲法における天皇陛下の国事行為。

・民主主義の根本。

・1ヶ月ルールは正式に明文化された法律ではない。

・中国との国交のあり方。

他にも対アメリカ・対アジア的外交姿勢等々・・・・・

意外に相当難しいな、コレは・・・私の手にはとても負えない・・・
(>0<;

しかし、タフネゴシエイターの論点ほど打ち崩したくなる欲求にかられる。(笑)
(^0^;v

付記:念のため。
   
   ディベート的反論とは「論理と論理のぶつかりあい」である。
   
   感情的煽りはテクニックとしては重要であるが、
   論理が破綻した叫びは全く意味をなさない。

   ちなみに外国を相手とした「外交の場」においては、
   感情的叫びなど一笑にふされる。