「レッドクリフ PartⅡ」

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土曜日に「レッドクリフ PartⅡ」を観て来た。

この映画は昨年のPartⅠの続編である。

写真上はプログラムの表紙。

さて、この映画は、個人的には大変私の好みである。

ⅠもⅡも2時間を超える作品にも関わらず、
全く飽きる事なく楽しめた。

傑作だとすら思っている。

しかし、どうも「映画通の方」の評判が余り良くないようだ・・・

特に欧米系の映画を好んでいる方の・・・

何となく理解できる。

中国人は良かれ悪しかれ「大袈裟」を好む傾向があるように思っている。
(個人差があるのは言うまでもない)

この映画にも顕著に現れている。

関羽張飛趙雲らの超人的な一騎当千の活躍など・・・

また、登場の仕方なども大袈裟である。

個人的には大変面白いと思う。
なんかこう、歌舞伎的と言うか・・・あ、そうそう、京劇的???

史実については、三国志とは微妙に変えられているのが興味深い。

映画と言う限られた時間内だから止むを得ないし、
また、新しい解釈もあり、コレもまた良い。

まずは曹操を全くの悪人として描いていない所が良い。

個人的には三国志中、
曹操こそが一番君主に相応しいのでは?とすら思っているから・・・(^^;

孔明の役の金城武・・・飄々とした感じがして大変好ましい。
男から見てもカッコ良いと思った。

それと今回の主人公の呉の「周瑜」。

やたらカッコ良く描かれている。

文に、楽に、軍事に、もうまるで魅力の塊りの「男」???

そして妻がいなくなり、苦悩するシーン・・・

三国志では結構、孔明周瑜は危険なまでのライバルとして描かれているが、
この映画では深い深い友情で結ばれている。

これはかなり好ましい演出であると個人的には思う。

実際、もし三国志で描かれるほどの魅力を持っているのなら、
孔明周瑜も惹かれ合わない方がおかしいと思う。

さて、個人的には、この映画の最大の魅力・・・

それは写真2番目の「呉の小喬」の役を演じた「リン・チーリン」・・・
台湾の女優・モデル・・・
ちょっとキレイ過ぎ・・・(@0@)

そもそも「小喬」は「江東の二喬」と呼ばれ、
姉の「大喬」と共に超有名だった絶世の美女。
そして周瑜の妻。

その余りの美しさ故、
曹操が呉に戦争を仕掛けたと言う一説すらあるほど・・・

生半可な美人女優が演じても観客は納得しないだろう・・・

しかし、リン・チーリン・・・・充分に納得する・・・

特に今回のPartⅡにおいて・・・

曹操を訪れ「茶」を淹れるシーン・・・
短いシーンなのだが、
曹操を完全に虜にする妖艶な一連の動きが濃縮されている・・・
これは見逃せない・・・!(@0@)!

いやはや・・・こんな美人がいるなんて・・・

最近では「吉瀬美智子」以来か・・・
嗚呼、ゾクゾクする~~~(^0^;v

実に面白い映画だった~
(^^)