「ブランデンブルク協奏曲」BWV1046~1051

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ブランデンブルク協奏曲」BWV1046~1051

何となく聴いてしまった・・・

言わずと知れたバッハの代表作の一つ・・・

個人的に一番好きな楽章は、

・第5番 第1楽章の最後のチェンバロ独奏(カデンツ
  
 ↑何と言うか、もう滅茶苦茶な感じも受けるのだが、
  実は非常に精緻で、まるでケルンの大聖堂を感じさせるような、
  完璧なバッハの、否、神の世界か・・・???
  ほとばしる人間の感情を全て封じ込められ、
  神の世界に身を委ねる心境か・・・


・第6番 第3楽章

 ↑流麗華美・・・荘厳・・・非常に安定した感覚。
  人生の、神への賛美。


・第2番 第1楽章

 ↑人間の幸せって、本当はこういう感覚で展開される?


・第4番 第3楽章
 
 ↑急速な、しかし、明るく華やかな印象。
  一抹の寂しさも感じさせる。


まあ、いずれにしても、この「ブランデンブルク協奏曲」は、
全体として、非常に明るい印象を受ける。

個人的には短調のアップテンポを大変好んでいるが、
やはり、ケーテン時代の傑作中の傑作ではある。

なんか、たまに無性に聴きたくなる。

そして、人間に希望をもたらしてくれる曲だと思っている。
(^0^v