「目黒寄生虫館」について

以前にも書いたのだが、
やはり書庫「寄生虫」を作ったので、
もう一度、触れざるを得ない。

世界でたった一つの「寄生虫館」。
東京の目黒駅から徒歩15分くらいの所にある。
(駐車場は無いので要注意。入館料は無料。ただし寄付を受け付けている)

二十数年くらい前は何と木造の普通の家だった。
その中には剥き出しのホルマリンの寄生虫標本が、
そこここに散乱していて、
その迫力度は120%オーバーであった。
年に100人くらい、吐く人がいたのでは?

最初に訪れた時は、
その後1週間くらい、スパゲッティ、うどん等、麺類が食べられなくなった・・・
(^^;

今の「寄生虫館」は鉄筋コンクリートのビルになってしまい、
標本もガラスケースの外から眺めるようになり、
そのインパクト度は昔と比べ、
半分、否、10分の1くらいに軽減されている。

現在は素晴らしくリアルな寄生虫Tシャツ、キーホルダー、定規などが売っている。
興味深い本も売られている。

創設者で前館長の亀谷了氏は「寄生虫館物語」と言う本を上梓している。
素晴らしい「名著」である。

ちなみに藤田紘一郎と言う寄生虫学者も沢山の本を上梓している。

興味のある方には必読書であると思う。
その全てを読破する事をお勧めする。
(^^;v

日本海裂頭条虫」「オンコセルカ」「フィラリア症」・・・
次から次へと凄まじい標本・写真のオンパレードである。

さあ、君も勇者への第一歩を「目黒の寄生虫館」で踏み出そうっ!!
(^^;